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2018年1月1日月曜日

2018年の初日の出(1月1日・和歌山城天守閣)

和歌山市の和歌山城天守閣には、初日の出を拝もうと早朝から大勢の市民や観光客らが訪れました。

2018年の初日の出(1月1日・和歌山城天守閣)
和歌山城の天守閣は、初日の出客のために、毎年元日(がんじつ)の午前6時から9時まで無料で開放されています。
初日の出を見ようと天守閣に詰めかけた市民ら
和歌山市の元旦の空は快晴に恵まれ、午前7時05分の日の出からおよそ30分後、東の空の雲間から太陽が顔をのぞかせると、天守閣に集まった人々が、一斉にデジタルカメラやスマートフォンで写真を撮影したり、「すごい!きれい!」と歓声を上げたりしていました。
大学受験を控えているという大阪市の女性は「紛争で苦しむ途上国の人々を救う手伝いができるよう大学で学びたいです。こんなに美しい初日の出が見られて、大きな励みになります」と希望に満ちた表情で話していました。
5歳の次男を連れてきた和歌山市の母親は「家族が健康で世界も平和になるような一年になってほしいです」と話していました。
60周年かわらけ(※和歌山市提供)
60周年スタンプ(※和歌山市提供)
ことし(2018年)は、和歌山城が大空襲後に再建されてから60年の記念の年にあたることから、和歌山市では、先着1000人に、葵(あおい)の御紋(ごもん)の入った特製のかわらけをプレゼントしたほか、戌年(いぬどし)にちなんで紀州犬(きしゅういぬ)があしらわれた元日限定のスタンプも設置しました。
一方、きょうは串本町(くしもとちょう)の潮岬(しおのみさき)や、新宮市(しんぐうし)の王子が浜など紀南地方の海岸でも初日の出が見られたほか、那智勝浦町(なちかつうらちょう)の「紀の松島観光」が運行した「日の出ツアー」の遊覧船からも、熊野灘から登る初日の出が拝めたということです。

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