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2017年11月26日日曜日

はや新春ムード「戌」の大絵馬 和歌山・和歌浦天満宮で掛け替え・11/27

はや新春ムード「戌」の大絵馬 和歌山・和歌浦天満宮で掛け替え







 和歌山市和歌浦西の和歌浦天満宮で25日、干支(えと)の大絵馬が「酉(とり)」から「戌(いぬ)」にかけ替えられた。同天満宮の大絵馬の特徴である玩具をモチーフにした色鮮やかなデザインで、訪れた参拝客が歩みを止め、一足早い新春ムードに浸っていた。
 大絵馬は同市の洋画サークル「四季の会」が毎年奉納。油彩で鮮やかに描かれた縦約90センチ、横約1・35メートルと縦約50センチ、横約70センチの大小2つの絵馬が奉納され、神事が執り行われた。大小の絵馬は、境内の入り口や回廊付近に掲げられる。
 今年は、同会メンバーの中本礼子さん(67)=同市鳴神=が絵馬のデザインを担当。毎年、玩具をモチーフにした絵が描かれている大絵馬には、2体の「犬張子(いぬはりこ)」と梅の花が描かれた。小型の絵馬には、中本さんが飼っていたという愛犬がほかの犬とじゃれ合う姿や和歌山市のシンボル、和歌山城が盛り込まれた。
 小板政男宮司は「『犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ』というように、恩を忘れず人々から愛される存在。天満宮もみなさんに愛していただきたい」。中本さんは「天満宮は合格祈願に来る子供も多く、祈願の際に絵馬を見てほっこりした気持ちになってもらえれば」と話した。

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