那智の滝でしめ縄の張り替え
那智の滝は、熊野那智大社のご神体とされ、毎年7月と新年を前にしたこの時期に、滝の上にかかるしめ縄が張り替えられます。
27日は、白い装束に身を包んだ神職など5人が、高さ133メートルの滝の上にのぼり、膝まで水に浸かりながら、「紙垂」と呼ばれる白い布がついた長さ26メートルの真新しいしめ縄を張りました。
27日は未明からの雨で水量が多かったため、安全を考慮して、滝が流れ落ちる場所からやや離れたところにいったんしめ縄を張り、水量が落ち着いてから本来の位置に張り替えたということです。
熊野那智大社の男成洋三宮司は、「新年を迎える準備が整いました。
参拝の際は滝の前で、幸せな1年になるようお祈りください」と話していました。
那智の滝は、大みそかの日没から元旦にかけてライトアップされ、初詣に訪れる人たちを迎えることになっています。
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