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2016年4月21日木曜日

「La Festa Primavera 2016」最終レポート

La Festa Primavera 2016

大会レポート

【大会レポート4日目・表彰式】2016年4月18日

圧倒的な強さを誇る竹元夫妻が4連覇

最終日となった18日は、少し肌寒さが残ったが、まずまずの天候となった。エントラントたちは、3日目までの成績を意識しながらも、ゴールまで無事にレースを楽しもうという表情で京都を出発した。

滋賀のグリーンパーク想い出の森を通過した一行は、福井の熊川宿へ。熊川宿では、PC競技(決められた区間を決められた秒数で走る計測競技)が公開で行われ、その場で発表される結果に、エントラントもギャラリーも大いに盛り上がった。0.00ジャストのタイムを叩き出した2チームには、大きな拍手が送られた。

熊川宿を出ると、日本海と三方五湖を望むレインボーラインを走り、滋賀の琵琶湖畔でランチタイム。ラ・フェスタ プリマベラが日本海に面したコースを走るのは、今回が初めてとなる。初参加のエントラントにはもちろん、何度も出場しているエントラントにとっても、新鮮な気持ちで景色を楽しめるのは、嬉しいことだ。日本には、まだ見たことのない美しい風景がたくさんあるということを、この4日間を通して教えてもらっている、そんな気分だ。

昼食会場のXIV琵琶湖を出発し、彦根城を通過したあとは、ゴールを目指し再び京都へ向かう。京都市内に入ると、平安神宮を経由して、いよいよゴール会場となる京都市役所へ。京都市役所には、すでに多くのギャラリーが詰めかけ、1号車の到着を今か今かと待ちわびていた。熱気に包まれた会場に次々と車が入ってくると、歓声が上がり、約1,100kmを走破したエントラントとその車を讃える拍手が鳴り響いた。エントラントたちも大きく手を振って、その声援に応えていた。

その夜は、ドレスアップしたエントラントたちが彬子女王殿下をお迎えし、4日間のレースを振り返りながら、美味しいお酒と食事を大いに楽しんだ。スペシャルゲストとして登場した長谷川きよし氏のステージを堪能したあとは、いよいよ表彰式へ。第3位となったのは、No.54の福原・二見チーム。若手だが、安定した強さを持つ彼らが今回も奮闘した。第2位は、プリマベラで過去に優勝した経験を持つベテラン、No.23の横田・大木チーム。そして優勝は、4連覇を達成したNo.2の竹元夫妻。各日トップの成績をキープしての勝利となり、圧倒的な強さを見せた。優勝スピーチでは、「早く僕らを追い抜いてください」と冗談ぽく語り、会場を盛り上げた。

こうして4日間の日程がすべて終了し、「また秋に会おう」と言って、エントラントたちはそれぞれの場所、それぞれの日常に戻っていった。

ラ・フェスタ プリマベラ 2016が開催された模様は、6月26日(日)の正午から、BSフジにて放送予定となっている。また、秋に開催されるラ・フェスタ ミッレミリア 2016は、10月14日から行われる予定だ。

                    END
各日トップの成績をキープしながら優勝となった竹元夫妻
各日トップの成績をキープしながら優勝となった竹元夫妻
熊川宿に並べられた車たち
熊川宿に並べられた車たち
公開PC競技に臨むSTANGUELLINI 750 S
公開PC競技に臨むSTANGUELLINI 750 S
彦根城を走るPANHARDとTRIUMPH TR2
彦根城を走るPANHARDとTRIUMPH TR2
彬子女王殿下が見守る中、門川京都市長に迎えられゴール。チェッカーフラッグを振るのは堺正章氏
彬子女王殿下が見守る中、門川京都市長に迎えられゴール。チェッカーフラッグを振るのは堺正章氏

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