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貴志川線開業１００周年を記念した１日乗車券や入場券のセット＝和歌山電鉄



　
「たま」「二タマ」駅長で有名な和歌山電鉄・貴志川線の開業から１００周年を記念し、和歌山電鉄は２９日から、記念１日乗車券と入場券などをセットで限定発売すると発表した。

　デザインは同線を走るデザイン電車「たま電車」などを手がけた水戸岡鋭治さんが考案。
１セット１３５０円（税込み）。
　
　和歌山電鉄などによると、貴志川線は前身の山東軽便鉄道が１９１６（大正５）年に開業。沿線の「日前（ひのくま）神宮・國懸（くにかかす）神宮」「竈山（かまやま）神社」「伊太祁曽神社」をめぐる三社参りの交通手段だったことから、セットには記念デザインの１日乗車券に加え、三社の最寄り駅の入場券が記念デザインで各１枚、三社を巡りスタンプラリーを楽しむための台紙がつく。

　開業年にちなみ、販売するのは１９１６セット。２９日は午前８時から午後５時半の間、伊太祈曽駅のみで販売。翌３０日以降は和歌山駅９番ホームや貴志駅などで販売する予定。限定発売品だけに将来プレミアム価格がつくかも？