猫駅長の和歌山電鉄10周年(4/2)
猫の駅長で知られる和歌山県の「貴志川線」の運行を和歌山電鉄が始めてから10年となり、「たま」のあとを継いだ「ニタマ」駅長も出席して記念の式典が開かれました。和歌山市と紀の川市を結ぶ「貴志川線」はかつては南海電鉄が運行し、赤字が続いて廃線の危機にありましたが、平成18年に和歌山電鉄が運行を引き継ぎ、その後、猫の駅長などが人気を集めました。
和歌山電鉄が運行を始めてから今月で10年を迎え、和歌山市の伊太祈曽駅で2日、記念の式典が開かれました。
和歌山電鉄の小嶋光信社長は、「たま」のあとを継いだ「ニタマ」駅長を抱きながら、「たま駅長やニタマ駅長の活躍もあって、10周年を迎えることができました」とあいさつしました。
このあと、「たま」駅長の顔がデザインされた電車の中で、和歌山県が贈った「たま駅長」の記念レリーフの除幕式が行われ、小嶋社長は「あとを継いだニタマ駅長は世界のアイドルになって、全国のローカル鉄道を盛り上げてほしいです」と話していました。
駅長の帽子をかぶった「たま」が描かれたレリーフは、電車の中に飾られるということです。
和歌山)ニタマ駅長「感無量だニャン」 貴志川線10年
2006年に南海電鉄から経営を引き継いだ和歌山電鉄貴志川線の運行開始10周年記念の催しが2日、和歌山市の伊太祈曽駅などであった。「たまⅡ世駅長」を襲名した三毛猫のニタマは「たま電車」に初乗車。広報を通じて、「たま駅長も一緒に喜んでくれているニャン。感無量だニャン」とコメントを出した。
催しには保育園児や周辺自治体の関係者ら約100人が参加した。小嶋光信社長は「『たま神社』に報告に行ったら、たまちゃんが大好きだった桜の花が満開だった。良かったニャー、うれしいニャーと言っているように感じた」とあいさつ。地元で存続運動をする「貴志川線の未来をつくる会」の浜口晃夫代表は「10周年がゴールではない。これからも鉄道会社・行政・地域で三位一体になって頑張っていきたい」と話した。
この日は、県の名声を広める業績を残した人や生き物をたたえる「和歌山殿堂」入りを果たした、たまの銅製レリーフのレプリカの除幕式もあった。たま電車内の駅長室に設置され、乗客が自由に見学できる。
「たま」のレリーフは、電車の中に飾られるということです。
この日は、県の名声を広める業績を残した人や生き物をたたえる「和歌山殿堂」入りを果たした、たまの銅製レリーフのレプリカの除幕式もあった。たま電車内の駅長室に設置され、乗客が自由に見学できる。
「たま」のレリーフは、電車の中に飾られるということです。
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