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2016年2月18日木曜日

「紀州海南ひなめぐり」水槽内に石雛新登場

今年もひなめぐりの季節到来です。海南市の春の風物詩となった「紀州海南ひなめぐり」。趣向を凝らし、年々パワーアップする街のひなめぐりを紹介します。

写真=温山荘園で飾る実行委メンバー 同下=石雛


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おひなさまを見ながらまちめぐりを楽しむ恒例の「紀州海南ひなめぐり」が2月15日(月)~3月15日(火)、海南市内各所で開かれる。
 
 6回目の今年は県立自然博物館(同市船尾)の水槽内に石雛(いしびな)が初登場。JR海南駅から藤白神社までの熊野街道沿いにも石雛と紙雛を初めて飾る。
 市民有志が2011年に始めたイベント。例年同様、市の玄関口、海南駅構内に巨大ひな壇を設け、約1000体を並べる。駅前商店街の各店ではショーウインドウなど道路から見えるところに展示。漆器の街、黒江の川端通りの漆器店ほかにも飾る。

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自然博物館では昨年に続いて7段飾りが、ガラス幅15㍍ある大水槽「黒潮の海」前に登場。加えて、「イセエビのかくれ家」と題した水槽内に、海南高校生らが描いた石雛を展示する。小阪晃学芸課長は「大水槽前のおひなさまは昨年も女の子連れのお母さんらに好評でした。イセエビは昼間、あまり動かず目立ちませんので、おひなさまをきっかけに注目してもらえれば」。
 海南駅と、会場の1つ、藤白神社を結ぶ熊野街道沿いは石雛のほか、民家の軒下などに紙雛をつるす。
 昨年会場に加わった温山荘園は、太平洋戦争後まで飾られていた御殿雛をはじめ、華やかな段飾りが並び、国の重要文化財に指定されている建物内を彩る。
 このほか、熊野古道沿いの街道沿いや大野中の「春日神社」では、地元の大野っ子らが石に「ヒナ」の絵を描き境内や参道に飾るなど新しい試みもみられるなど
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ひなめぐりに向けて石雛づくり「海南市・春日神社」2016-02-15
 今月15日から始まる、「紀州海南ひなめぐり」に向け、今日、海南市の春日神社で石にひな人形の絵を描く「石雛作り」が行われました。
 この石雛作りは海南市大野地区の2団体で組織する「大野っ子」が企画したもので、小学生や保護者などおよそ30人が石にお内裏様やお雛様の絵を描いて石雛を作りました。
海南市では平成23年から、3月3日の桃の節句にあわせて街を雛人形で一杯にして観光客に散策してもらおうという「紀州海南ひなめぐり」を続けています。
今年のひなめぐりは明後日から始まり、今日、子どもたちは自由な発想で思い思いに色をつけて石雛を仕上げました。 子どもたちが作った石雛は社殿に飾られます。
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、市内の主な公民館など展示場所は多彩。東美智実行委員長は「海南の人に地元の魅力を再発見してほしいと始めた催しが年々大きくなり、市外、県外からも多くの方が見に来てくださいます。今年も海南の宝の1つである温山荘園などでおひなさまに出合ってほしい」と願う。
 詳細は市物産観光センターや駅前商店街内のひなみ館に設置するパンフレットで。同センター(073・484・2326)。なお、ボランティアスタッフを募集中。

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