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2016年1月7日木曜日

菅官房長官 自民党No.2の谷垣幹事長の政治生命を瞬殺するほどの力を示した!

菅官房長官 自民党No.2の政治生命瞬殺するほどの力を示した!・    

 

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・内閣官房長官

・沖縄基地負担軽減担当大臣

菅 義偉(すがよしひで)
・自由民主党・衆議院議員(7期)・無派閥 

・昭和23年秋田県生まれ。高校卒業後上京し就職。法政大学卒。26歳の時「人生を政治にかけよう」と志を立てる。
・代議士秘書、横浜市議を経て、平成8年衆議院選挙で国政に。以後7期連続小選挙区当選。
元総務大臣、大臣当時にふるさと納税を創設・
著書「政治家の覚悟 官僚を動かせ」
 

 

    「影の総理」と呼ばれるほど権勢を振るった官房長官は過去少なくない。 中曽根内閣の後藤田正晴氏や橋本内閣の梶山静六氏、あるいは小渕内閣の野中広務氏の存在が思い出される。国の政策の総合調整を担当する官房長官には情報と権限が集まり、実務と政略に長けた政治家がその任にあたればおのずと権力を握ることになる。
 
 現在の菅義偉・官房長官がまさにそうだろう。菅氏は昨年末にかけて、たてつづけにその力を見せつけた
 まず自民党とおおさか維新との一騎打ちとなった大阪ダブル選挙(府知事選と市長選)だ。   菅氏は裏でパイプのある「おおさか維新」の支持に回り、自民党候補はいずれも大敗。選挙を指揮した自民党大阪府連幹部をして「真の勝者は菅さん」といわしめた。
 
 次に消費税の軽減税率導入問題。菅氏は軽減税率の適用範囲をどこまで広げるかをめぐって谷垣禎一・幹事長をはじめとする「オール自民党」を相手にバトルを演じ、公明党の主張を丸呑みさせた。

 谷垣氏の「抗議の辞任説」が流れると、菅氏は「辞めたければ辞めればいい」と言い放った  ──与党内ではそんな“武勇伝”まで語られている。
「つい最近まで谷垣さんがポスト安倍の最右翼といわれていたが、菅さんに敗れたことで党内や霞が関の評価は致命的に下がった。もう谷垣さんの政治生命は終わったとみられている」(自民党ベテラン議員)
 自民党ナンバーツーの幹事長の政治生命を“瞬殺”するほどの力を示したのだ。それでも、官房長官はあくまで総理の「影の存在」のはずだった。
 だが、いまや菅氏自身、国民に向けてはっきり「表の権力者」の顔をみせ始めている。
 それを象徴するのが昨年末に行なわれた安倍首相と橋下徹氏、松井一郎・大阪府知事の“忘年会会談”だろう。お膳立てしたのは同席した菅氏とされ、会談翌日には自らテレビの報道番組(12月20日)に出演して会談内容をこう明かした。
「橋下氏が、安全保障や外交について、いろんな質問をしていた。そういうことに首相が答えていた」、「橋下氏はそれ(憲法改正)を前からずっといっている」
 安倍政権とおおさか維新による「憲法改正連合」という今後の重要な政権の針路が菅氏主導で決められたことを匂わせたのだ。谷垣氏や自民党大阪府連は不満を漏らしたが、菅氏の権勢の前にかき消された。
 
 会談前日、橋下氏が市長退任会見で菅氏のことを「感謝している。とんでもない政治家ですよね」と最大限持ち上げたのも、首相官邸の真の権力者が誰なのかを敏感に察していたからではないか。「菅は明らかに官房長官としての「のり」を超えたな!」
 副総理兼財務相の麻生太郎氏が漏らしたとされる言葉が官邸の主客転倒、静かな“菅クーデター”の実態を見事に言い当てている。
※週刊ポストより・
            

交友関係

師と仰いだ梶山静六から「官僚は自分たちの考えがあり、政治家に説明するとき、必ずそれを入れてくる。おまえなんかすぐに騙される。」と言われたことから、幅広く分野の有識者と交友関係を持って情報を収集するように務めているとされる。
  • 総務副大臣時代に総務大臣だった竹中平蔵と頻繁に意見交換を行う。竹中が株価を上げるため年金積立金管理運用独立行政法人を利用することを提案すると、即座に菅のリーダーシップで厚生労働省の反対を押し切って有識者会議が設置された。竹中によると2020年東京オリンピック構想なども菅の主導によるものではないかと考えているという[
  • サントリーホールディングス社長のに新浪剛史と交友があり、沖縄政策のため、沖縄でのテーマパーク展開を検討していたユニバーサル・スタジオ・ジャパン運営会社社長グレン・ガンペルを、新浪から紹介された。
  • 農業協同組合改革の際は、金丸恭文ヒューチャーアーキテクト会長兼社長から意見を聞いた。
  • アベノミクスに関し、へッジファンド・サード・ポイント最高責任者のダニエル・ローブと面会し、意見交換を行った。
  • キャロライン・ケネディー駐日アメリカ合衆国大使と毎月会食を行っている。
  • 李丙琪大韓民国大統領府秘書室長とは、李が駐日大韓民国大使を務めていたときから関係を作り、大使離任後も電話で会談を行う[51]

性格

  • 平沢勝栄によると、菅は自ら表に出ることは少なく、人と話すときもあまり喋らず聞き役になるタイプであるという。高校の同級生だった元十文字町町長の小川健吉も、父・菅和三郎とは異なり、菅はあまり目立たない生徒で、自分の殻に閉じこもっているような印象を持っていたとする。また菅自身、自らを地味で真面目な性格で、特にパフォーマンスが苦手であると自認しているという。
                                                                                                                                      以上

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