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2016年1月10日日曜日

必要な素質は「好奇心」…赤崎氏と山中氏(ともにノーベル賞受賞者)が対談!

必要な素質は「好奇心」…赤崎氏と山中氏が対談:1月10日

初めて対談する赤崎・名城大教授(右)と山中・京都大教授(9日午後、名古屋市中村区で)
 青色発光ダイオード(LED)開発でノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇・名城大教授(86)と、iPS細胞(人工多能性幹細胞)研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥・京都大教授(53)が9日、名古屋市内のホテルで初めて対談を行い、若者たちへメッセージを送った。
 
 対談は科学技術振興機構の20周年記念事業で、高校生ら約700人が出席した。
世代も研究分野も異なる2人だが、赤崎教授は「前から伺いたかったんだけど」と前置きし、山中教授がiPS細胞を研究テーマに選んだ理由について「生命科学の常識にはない、途方もない発想をされたのは」と質問。山中教授が「ES細胞(胚性幹細胞)から様々な体の細胞をつくる研究は他がはるかに先行していた。
 逆に体の細胞からES細胞が作れないかと考えた」と 秘訣 ひけつ を語ると、「その発想がすごい」とたたえた。
 
 さらに会場の大学生から研究者に必要な素質について問われると、2人とも「好奇心」を挙げた。赤崎教授は「何をやろうと思うかが一番大事。自然界にはわからないことがたくさんあり、無限に活躍する分野がある」と強調。山中教授は「できるだけたくさんのことにチャレンジしてください」と呼びかけた。

 世の中で「逆転の発想!」とか、よく云われるが、これは考え方が「柔軟な証であろう!
チャレンジ精神の基はやはり「好奇心」だろう!わたしもお二人の考え方に共鳴する!
                                                     以上

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