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2015年12月13日日曜日

ワタミ過労自殺、高額和解で渡邉氏も謝った!!!(その2)

ワタミ過労自殺、高額和解で渡邉氏も謝った!!!

ー1.3億円は「懲罰的慰謝料」と逸失利益










































 2つめは、帯事項として、過重労働再発防止策が盛り込まれたことだ。和解協議の中で、2015年6月ごろには、会社側が法的責任を認めていた。原告側は、そこから半年をかけて、再発防止策についても策定を求めることにした。

 内容は実労働時間の正確な記録。36(さぶろく)協定の定めに従い、上限時間を超えて働くことを防止すること、労働基準監督署から是正勧告があった場合はただちにコンプライアンス委員会に報告すること、などが含まれている。

 会見で原告側の玉木一成弁護士は、「本来、損害賠償裁判では請求できない、相当広範な過重労働防止策を認めさせた」と、今回の和解内容の意義を語った。

 判決による決着ではなく、和解を選択したことで、森美菜さんの過労自殺に関する慰謝料に加えて、再発防止策も盛りこむことができたからだ。

 ワタミと同じ外食業界では、「日本海庄や」などを運営する大庄で、2007年に従業員が過労死した問題が起きている。会社と役員に損害賠償を命じた、最高裁判決が2013年に確定しており、「外食

 企業=ブラック」というイメージが広がるきっかけとなった
 このとき、遺族側の弁護を担当した松丸正弁護士は、今回の和解内容について、「ほかの社員にも解決策を与えたという意味では非常に画期的」と評する。そのうえで、「今後、同様の事件を起こした企業には、司法判断としても、社会的非難としても、厳しい判断が相次ぐだろう」と、今回の和解が過重労働訴訟のモデルケースになりうる可能性を指摘する。

 問題は、公表した再発防止策が本当に守られるか、だ。松丸弁護士は「今回の和解・謝罪は、ブラック批判の高まりがワタミを追いこんだ結果。会社側の政治的判断ではないか」と見る。

遺族は「反省するなら、いい会社になって」と!


渡邉美樹氏は遺族に「1日も早く墓参りに行きたい」と申し出たという

 和解当日。ワタミは「本日に至るまで、原告側にご心労を与えたことを、心からお詫びする。現在、労働環境の改善に鋭意取り組んでおり、同様の事案の再発防止に努めている」というコメントを発表した。

 当初、「道義的責任はあるが、法的責任はない」として争う姿勢を示していた渡邉氏は、同日、ワタミの清水邦晃社長とともに和解協議の場に現れ、自殺した森美菜さんの両親に謝罪した。渡邉氏は、遺族に対し、「1日も早く墓参りに行きたい」と申し出たという。

 美菜さんの父、豪さんは記者会見で「本当に反省しているなら、和解条項を守って、いい会社になってもらいたい」と述べた。ワタミの信頼回復の道のりは、ここからが正念場だ。
                                
                  

ごめんなさい! 頑張ります)

                  


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