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2015年11月23日月曜日

観光資源は点(スポット)から線(ライン)に 、線から面へ!

  観光資源は点(スポット)から線(ライン)に 、線から面へ!

  わたしは昔から上記の観光のあり方を唱えてきたが、未だにこの考え方が実際に活かされているとは言いがたい。たまたま昨日ローカル新聞の「ニュース和歌山」を見ていたら,トップ記事に、このことが活かされている報道に接して、ようやく地元でもこういう動きがでてきたか!と微笑んだ次第である。

   わたしが考えているプランは天平時代の風景が見られる「和歌浦」と平成時代の人工島「和歌山マリーナシティー」の人工の近代的建築物を見れるように「和歌浦」と「マリーナシティー」をボートを走らせ、途中和歌浦湾の風景を愉しみながら古代と現代を見比べつつ、 ショートステイする方法。

  県の人口減少に歯止めをかけたい和歌山県でも、もう少し知恵者がおられないモノだろうか?
 それと昨日の朝日新聞・地方版を眺めていたら,同じ和歌浦を記事にしながらこちらは衰え寂れよく和歌浦を記事にしているようで,寂しい想いがした。

2015.11.21の「朝日新聞」地方版スクエアの記事には「和歌の浦」景観 道半ば・・・
保護へ松の枝選定したけれど・・・放置船・欠けた欄干 アラ目立つ!
と行政(教育委員会)の対応の拙さをを批判している。
地元では国の名勝「和歌浦」の範囲を拡大しようと目論む中で、関係者は「行政と住民の本気度が試されるとしている。(以下略)

歴史遺産つなぎ魅力創出 文化財守る3団体が連携,

  ルート整備求め要望 シンポも!

    国の名勝和歌の浦、和歌山県指定文化財の雑賀崎台場、水軒堤防。3つの文化財の保存活用に力を入れる市民グループ3団体が連携を深めている。和歌山市南端部の文化財を結び、ルート整備を進め、海岸線の魅力アップを図るのが目的で、今年5月には3文化財を巡るウォークを開催した。
   課題を行政へ働きかけるなど活発に動いており、11月29日(日)に開くシンポジウムでは官民一体の取り組みへの一歩としたい考えだ。
 
   呼びかけたのは雑賀崎の[トンガの鼻自然クラブ]。雑賀崎の岬にあり、江戸時代の石垣や土塁の構造を残す雑賀崎台場跡の保存に努める。地元の風習を生かした彼岸の「夕日を見る会」も季節行事として定着させた。
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 「歴史遺産同士が点ではなく、線でつながることで面になり、魅力を大きくできると思った」と同クラブの松川靖副代表。

  和歌浦の玉津島神社を中心に名勝和歌の浦の発信を図る玉津島保存会、江戸時代の防潮・防波堤の石堤と土塁が残る水軒堤防一帯の歴史公園化をめざす水軒の浜に松を植える会に呼びかけた。
   玉津島保存会の渋谷高秀事務局長は「文化財は世代を超え残り、消えない。文化財でつながり、個別に活動するのとは違う視点、知恵を出したい」と応じた。
 
   3団体が最初に取り組んだのは5月の歴史遺産ウォーク。3つの文化財を巡り、あまり知られていない高津子山から雑賀崎へ至る尾根沿いのルートを歩いた。約50人が参加し、好評を集めた。       トンガの鼻の松川由喜子さんは「雑賀崎の渚が見える眺めのいい場所、古道のような所もある。海辺にもいい道があり、文化財をつなぐ大きなルートの中に小さなルートが幾つもある形が出せる。案内板が整備されれば充実すると思う」と語る。
 
  3団体は8月、各文化財の保全整備や活用計画への参加、PRの強化を和歌山市へ要望。共同では「和歌浦、田野、雑賀崎、水軒に案内板、道標を設置するなどルート整備と維持管理の体制づくり」を求めた。検討や協議対象にするとの回答だったが、この動きを後押しするハード面での計画がある。
 
   ひとつは県と和歌山市が整備するサイクリングロードで、水軒、雑賀崎、和歌浦へ至るルートを計画中だ。また、同市はルート途中の中央卸売市場を、「道の駅」併設の観光市場にする.               今年度中には基本計画を策定する方向で、「和歌山下津港へのクルーズ客船の入港も考慮し、周辺一体を観光拠点に整備」とうたう。
   さらに同市は来年度、水軒堤防の公園化に向け、基本計画づくりに入る。いずれも人の流れを和歌山下津港方面から、水軒、雑賀崎、和歌浦へと導くきっかけになる。
 
  [水軒の浜に松を植える会]の奥津尚宏事務局長は「水軒堤防近辺の公園化は決まっているが、活用方法はこれから。ぜひ意見を聞いてほしい。民間で活動していると、ここにトイレ、拠点施設があれば…と気づくことが多いが、どうしても限界がある。行政と一緒にやらないと地域全体の動きにならない」と強調する。
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 3団体主催の29日のシンポジウムはその一歩にしたい意向で、意見交換会には県や市の担当者も複数出席する。和歌山市の西川隆博観光課長は「住民が中心となり和歌山を自慢できる町にする努力は素晴らしい。和歌山の課題は、持続可能な観光の形を作ること。そのきっかけの一つになってほしい」と話している。
     ◇   ◇
 シンポジウム「つながる歴史遺産 和歌浦〜雑賀崎台場〜水軒堤防の保存と活用を考える」…29日(日)午後1時半〜3時半、和歌山市雑賀崎の双子島荘。文化財の保存と活用について県担当者の講演後、3団体のメンバーが活動を報告。最後に行政の担当者らと意見交換を行う。無料。渋谷さん(073・447・2660)。
写真上=「つながる歴史遺産」と題し開催された5月のウォーク
同下=意見交換する3団体のメンバー
(ニュース和歌山2015年11月21日号掲載)
 

市民公益活動団体データベース



1.団体の名称 とんがのはなしぜんくらぶ
トンガの鼻自然クラブ
2.代表者氏名 なかぐち ゆたか
中口 裕
3.住所 和歌山市雑賀崎761-1
4.電話番号 073-447-0844
5.FAX番号 073-447-0844
6.メールアドレス tonganohana@jtw.zaq.ne.jp
7.活動分野
8.主な活動内容トンガの鼻の歴史環境と自然環境を大切にし活かす活動
 ・トンガの鼻の「雑賀崎台場遺跡」に通じる里道及び遺跡周辺の草刈りと里道の整備
 ・トンガの鼻周辺(なだの浜、ナカヤマの浜広場)の環境整備
 ・彼岸の中日に「夕陽からハナがフルのを見る」という雑賀崎の風習を伝承するイベント“夕日を見る会”の開催
                 
9.団体のPR ・雑賀崎台場遺跡が全容解明され、遺跡公園として整備されるよう、行政に働き掛けてゆきたいと思います。
・江戸時代末期に造られた海防施設と言われていますが、1回/月(6月~9月は2回/月)の草刈りや里道整備に汗を流しながら古の謎に思い巡らせています。
・いろんな方に活動に参加いただきたいと思います
10.アドレスhttp://www.jtw.zaq.ne.jp/tonganohana/newpage1.htm

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2015.05.31 Sunday


名勝和歌の浦 玉津島保存会
名勝和歌の浦 玉津島保存会ブログが新規に立ち上がります。和歌の浦みちしるべの会様、情報発信の場を提供していただきありがとうございました。玉津島保存会は、名勝和歌の浦 玉津島神社を中心とする和歌の浦の自然・歴史・文化を守るため、結成されました。今の名勝和歌の浦は、広報が少なすぎる気がします。和歌浦地区・田野地区・雑賀崎地区の和歌の浦の広報を今後も実施したいと思います。和歌祭がすぎ、玉津島保存会・トンガの鼻自然クラブ・水軒の浜に松を植える会が結束し、『つながる歴史遺産 和歌の浦~雑賀崎台場~水軒ウオーキング』を実施する時期、新規に玉津島保存会ブログを立ち上げます。

玉津島保存会ブログ http://wakanoura.exblog.jp/










「不老橋」に老朽化のおそれ

「不老橋」に老朽化のおそれ
国の名勝・和歌の浦にあり、江戸時代に造られたアーチ型の石橋、「不老橋」の欄干の一部が落下して破損し、和歌山市では、老朽化が進んでいるおそれがあるとして、橋全体の調査を検討しています。
「不老橋」は、160年余り前の江戸時代に当時の紀州藩主が造らせたアーチ型の石橋で、その縁起のよい名前とともに、国の名勝・和歌の浦のシンボル的な存在として親しまれてきました。
先月、橋の欄干として使われていた1メートル70センチほどの長さの石材が落下して破損しているのが見つかり、和歌山市では、観光客が記念撮影のためにもたれかかった際にずれて動いたものとみています。
さらに調べたところ、ほかの部分にも亀裂やずれが見つかり、市は、老朽化によるものとみて、橋全体の調査を検討しています。
今のところ、橋を歩いて渡るのに支障はないということですが、市は、欄干に触ったり、もたれかかったりするのは控えてほしいと呼びかけています。
御坊市から訪れた男性は、「私たちが老いるように橋もいずれは老いると思うが、修復することで、いつまでもみんなが渡れるようにしてほしい」と話しています。
和歌山市文化振興課の前田敬彦班長は、「大切な文化財なのでどのような保存方法が適切か慎重に検討していきたい」と話しています。

11月20日
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[Wakayama  Marina City]:
 
 http://www.marinacity.com/

 
 
MAP内の施設名をクリックすると詳細を表示します。
 
 
 
 

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