まづは、「和歌山」名物の和歌山電鉄の「たま駅長」の話題から・・・!
和歌山電鉄は全国のローカル鐵道のなかでもトップクラスに位置付けされ,モデルとなる鐵道だと評価されているが、それでも年間を通して数千万円の赤字の計上が余儀なくされている。この鐵道は官・民・産の三者一体となった理想的な経営体質なのだが、それにしてもこのような経営状態、地方鉄道の経営は如何に厳しい経営環境下にあるのかがよく分かる。和歌山県や和歌山市・紀の川市にしても人口減少が予想されている。
これらの中にあって、県・市民の足としてエコの時代に欠くことができないのが、地方鉄道の存在であろう。
和歌山電鉄もギリギリの経営状況のもと、赤字の計上が続いていて、このため老朽化した電車・レール等の更新が遅れている。
今回の県と2市の和歌山電鉄への10年間の執行猶予処置と云われる性格のもので、この
10年間にさらに合理化・効率化によって自主独立経営を求めようというもの、和歌山電鉄の小嶋社長さん、「たま」の跡をついだ「たま二世である二タマ駅長」や「貴志川線を守る会」のメンバーの皆さん方のさらなる努力に期待されている。幸い「たま駅長」名は外国でも有名なので,和歌山県に外国人観光客を呼び込む目玉として,白浜のパンダとともにさらなる頑張りに期待したい。
そのためにも、県下の観光資源を一本のレールでつなぐ一本化を官民学で推進を強く推進されることに期待したい。
幸い和歌山電鉄では第四陣として新車「うめ電車」の運行にむけて進行中で、和歌山の名物「南高梅」に因んだ新車の登場に期待したい次第である。
和歌山電鉄貴志川線、県などが支援継続 25年度まで10年 : 2015/11/18
貴志川線は、06年3月末に南海電気鉄道から両備グループ(岡山市)の子会社、和歌山電鉄に引き継がれて営業を継続してきた。その間、県と2市が基本合意書を結び、鉄道用地取得や運営費補助など10年間で12億9000万円を上限とする支援を行ってきた。
ネコの駅長「たま」やユニークな車両が人気を呼び、南海が経営した最終年度である05年度の192万人から14年度は228万人と利用客数は伸びたが、鉄道事業はなお年間6400万円の赤字という。
県によると支援はレールや枕木、踏切設備など、国の補助制度が活用できる設備の更新や修繕を対象とする。
“水戸岡鋭治デザイン第四弾” 「うめ星電車」来春登場!和歌山電鐵 社長 小嶋 光信
来年は、貴志川線開業100周年と同時に、和歌山電鐵10周年の節目の年を迎えます。
その記念として新しい水戸岡鋭治デザイン第四弾の電車をと思い考えているとJR九州の「ななつ星」のニュースが目に飛び込んできました。
サッと今度の電車のアイデアは「うめぼし」=「うめ星」だと閃きました。
水戸岡鋭治デザインの第一弾は貴志川線の貴志駅がある旧貴志川町の特産物である苺をテーマにした「いちご電車」です。
交通政策基本法でも明らかなように、地方鉄道の使命は地域づくりに貢献することであり、また日本の喫緊の課題は地方創生です。和歌山県の代表的産物は梅であり、南高梅(なんこううめ)です。いわば和歌山県の特産物のスター=星です。なぜかというと、和歌山県は梅生産量が日本一であるとともに、南高梅は地域ブランドとして認定されている日本一美味しい梅だからです。
うめ星電車で「紀州梅、南高梅が世界一の梅になるように!」が今回のうめ星電車のミッションです。
世界の超豪華電車「ななつ星」に対して、和歌山県の「うめ星電車」、このパロディーが面白いではないですか?!
水戸岡鋭治さんにこの電車の依頼をすると、「そのアイデア、やられた!」と笑って引き受けてくれました。
さて良い「塩梅」の電車になるか、乞うご期待です。
>うめ星電車コンセプト(PDF)
(2015.10.31)-
ニタマ駅長、
「たまII世駅長」襲名 和歌山電鐵貴志駅に「たま神社」,
初代たま駅長は「たま大明神」に
和歌山電鐵は8月11日、6月に死んだ「たま駅長」をまつる「たま神社」を貴志駅に開社しました。-------------------------------------------------------------------------------------------------------
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