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2015年11月30日月曜日

平成27年度「県名匠表彰」に 橋爪靖雄さんも選ばれました





 平成27年度「県名匠表彰」に漆芸家の橋爪靖雄さんも選ばれました

洋画風の図柄を取り入れた作品は全国的に評価が高く

59年の第16回日展の工芸部門で県内初となる特選を受賞。

同54年度には県文化奨励賞、平成12年度には文化功労賞を受けられています。

代表作に千葉県の八富成田斎場エントランスホール

和歌山市のホテルアバローム紀の国エントランスなどの漆壁画があります。

黒江の浄國寺本堂の天井に「四季の草花と星座」をテーマにした

「蒔絵天井画」もすばらしい作品です。

平成27年度和歌山県名匠
橋 爪 靖 雄
はし づめ やす お
◎ 業績及び経歴

 昭和10年に海南市で生まれた氏は、同じ漆
芸家であった父、義雄氏の影響を受け、23歳
の時に自分も漆芸家の道を歩むことを決意、
上京して漆芸家・佐治賢使氏のもとで下地か
ら蒔絵、螺鈿、平脱・平文などの伝統的な手
法を学んだ。
 

昭和37年に帰郷し、漆工芸制作に入る。同年
第5回日展に初入選し、以降入選を重ね、昭和
40年には郷土漆工芸の発展を目指し、若手漆芸
家による「グループ漆」の創設に貢献した。
 

氏の作品は、会得した伝統の技法を駆使
し、洋画風の図柄を取り入れるなど、伝統を
踏まえた上で進取を備えた漆工芸品として全
国的にも評価が高く、昭和59年の第16回日展
において工芸部門では県下初の特選を受賞。
また、本県の文化振興に対する功績から、昭
和54年度に和歌山県文化奨励賞、平成12年度
には文化功労賞を受賞した。

 「先人の誇る技術を一人でも多くの人に
知ってもらいたい」と伝統の技と常に向き合
い、数多くの傑作を生み出してきた。

 代表作には、成田市・八富成田斎場エント
ランスホール、海南市保健福祉センターふれ
あいホール、アバローム紀の国エントランス
ホールなどの漆壁画がある。近年も、海南市
浄國寺に「四季の草花と星座」をテーマにし
た蒔絵天井画を完成させるなど、創作活動は
おとろえをみせることなく、真摯に制作に取
り組む姿勢は、その作品にも表れており、長
年にわたり、漆工芸の振興普及に尽力した功
績は誠に多大である。
職  種:漆芸家
住  所:和歌山県海南市
生年月日:昭和10年1月4日
まき えら でんへい だつひょうもん

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橋爪靖雄氏とは、幼稚園以来の友達で小・中・高校と一緒でしたし、趣味も重なって

いましたので、お互いの家を行き来したことがよくありました。

最近わたしは、余り外出の機会がありませんが、「紀三井寺緑道」で、よく彼と出会い

ました。制作の合間に気分転換を兼ねて、いつもカメラを携帯しての散歩か、作品の

モチーフ探しか、緑道の両側の花壇に咲く草花をカメラに納めていました。

彼の作品を見ると、名もなき野草を図案化したものが多いのは、これらの成果でしょう。

 
この掲載記事は「黒江ぬりもの館」のブログから借用しました。もちろん彼は黒江の

漆芸家で、全国区の漆芸作家なのです。

橋爪靖雄氏、奥様、お嬢さんの親子三人展を開催されていましたが、奥様が体調を崩され

今はお嬢さんと二人の親子展を開かれております。

親しい友達に有名人がでることは喜ばしく、○○さんと友達同士だということで話が盛り上がりますから・・・!


橋爪氏のブログ:「漆工房」
http://www.urushikobo.com/

 

2015年11月29日日曜日

<クラシックカー>名車、時を超え…ずらり100台 & LaFesta Primavera2016

クラシックカー>名車、時を超え…ずらり100台 

    東京.11.28 

画像:クラシックカー・フェスティバルでパレードする数々の名車=東京都港区で2015年11月28日、後藤由耶撮影
画像:クラシックカー・フェスティバルでパレードする数々の名車=東京都港区で2015年11月28日、後藤由耶撮影
 
クラシックカー・フェスティバルでパレードする数々の名車
=東京都港区で2015年11月28日、
 

往年の名車が集う「クラシックカー・フェスティバル」が28日、明治神宮外苑(東京都新宿区)であり、秋晴れの中、愛好者や家族連れでにぎわった。

 トヨタ博物館(愛知県長久手市)が主催し今年で9回目。恒例のパレードは、博物館が所有する「トヨペットクラウンRS21型」(1960年製)を先頭に約100台が参加して聖徳記念絵画館前の特設会場を出発、銀座までの往復約11キロを巡った。
 今年5月まで3年かけて復元された1918年米国製の「フランクリンシリーズ9」も披露された。
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  近畿地区のクラシックカーファンにとってはお馴染みの「La  Festa」Primavera2016」の開催が何よりも待ち遠しい。2016年も4月15 日~18 日まで、愛知県・名古屋の熱田神宮を出発して三重県志摩で一泊し、翌日は伊勢路を走り、紀州路は熊野山中から白浜へと、
白浜で宿泊後翌日は海岸沿いを走り、海南市から和歌山市へと和歌山市ではスポンサーである島精機に立ち寄り、その後は大和路を奈良に向かい、奈良で宿泊後京都方面に向かう昨年と同じようなコース取りが予定されているそうだ。
現在エントリーの募集中だそうで、早秋頃には計画が具体化し、マスコミ発表を迎えることになりそうだ!
 


La Festa Primavera 2016

企画主旨・理念

企画主旨

 2009年に 発足したクラシックスポーツカーの春の祭典「La Festa Primavera」は、日本の歴史的建造物や名所旧跡が点在する東海・近畿地方を舞台に4日間約1000kmのルートで開催されます。

   参加する車は今から半世紀から一世紀前に製造され、それらを操る参加者は愛車を労りつつ遥か先のゴールを目指しますが、完走は容易くありません。 過去のデータでは完走率は8割、2割の参加者は途中で脱落します。

   4間天候に恵まれる保証もなく、完璧に整備したはずの愛車が故障する事もあり得るのに、なぜ参加者は完走の保証もない旅に挑戦するのでしょうか?
それは、クラシックカーの持つ、品格、個性、操縦の楽しさなど、現代車では決して味わえない魅力とともに、己の五感を駆使してゴールまで辿り着いた時の達成感は、参加者の冒険心をかき立て、筋書き通りに行かないからこそ楽しく、自身のライフスタイルを満喫できるからではないでしょうか。
 
  大会は
「古いものに敬意を」
「いくつになっても、心・少年」
「大会を通じて友情の輪を広げる
という三つの基本精神を理念として、クラシックカーの魅力を様々な形で伝え、再生産不可能な数々の名車が次世代へと継承されることを願い、毎春、継続して大会を構築してまいります。

2015年11月24日火曜日

[根来塗]の瓶子を奉納へ &[ ニタマ駅長]、大役継ぎイルミネーション点灯 和歌山電鉄

和歌山)根来塗の瓶子を奉納へ 塗師の池ノ上さん/11月23日

  写真・図版
生都比売神社へ奉納する瓶子(手前)を制作した池ノ上曙山さん=和歌山市

   岩出市の根来寺(ねごろじ)が発祥の漆器「根来塗」の復興に取り組む塗師(ぬし)の池ノ上曙山(しょざん)さん(60)が酒器の「瓶子(へいし)」一対を制作し、23日にかつらぎ町上天野の丹生都比売(にうつひめ)神社へ奉納する。非常に堅牢で欠けにくいのが復興した根来塗の特徴で、「半永久的に使っていただける」と池ノ上さんは話している。
 
 奉納するのは高さ29センチ、最大直径23センチと、瓶子としては大ぶりな作品。上部で大きく張り出す肩の下半分が、中心へ向けてえぐれた日本特有の形を採用している。
  1年半前に神社側から制作を依頼された。神社周辺はかつて、赤色顔料の主材料となる鉱物「辰砂(しんしゃ、丹)」の産地だったとの説もあり、朱色に辰砂を使う根来塗とのつながりを感じたという。
 池ノ上さんの漆器は、中世の技法を再現。熱に弱い江戸期の技法に比べ、沸騰した湯も入れられるほど丈夫だという。器の表面に残した朱色の漆のはけ跡で、日常使いで付く傷は見えづらくなり、使い続けることで味が出る。さらに使い込むと、下地の黒漆がにじみ出るように所々に現れる。「傷を遊ぶ」と池ノ上さんは表現している。
 
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ニタマ駅長、大役継ぎイルミネーション点灯 和歌山電鉄:11月23日
  写真・図版
スイッチを押すニタマ=紀の川市の和歌山電鉄貴志駅
写真・図版
スイッチに手をのばすサンタクロース姿のニタマ=紀の川市の和歌山電鉄貴志駅


 
 和歌山電鉄貴志川線の貴志駅(和歌山県紀の川市)で22日、クリスマスイルミネーションが始まった。6月に死んだ「たま駅長」が昨年まで務めていた点灯の大役を、今年から「たまⅡ世駅長」を襲名した三毛猫駅長の「ニタマ」が担当。サンタクロースの衣装を着て、肉球でムニュッとスイッチオン。約5千個のLED電球がともり、駅舎やホームは緑や赤などの温かい色で包まれた。
住民団体「貴志川線の未来をつくる会」が主体となり、今年で9回目の取り組み。イルミネーションは1月8日まで、毎日午後5時半~同10時。問い合わせは同電鉄
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和歌山電鐵貴志川線できょう(27日)から、恒例のクリスマス電車の運行が始まりました。
車内に飾られたポスター(11月27日 おもちゃ電車内で)
  車内に飾られたポスター(11月27日 おもちゃ電車内で)

これは、電車を利用する人にクリスマス気分を味わってもらおうと貴志川線の経営が南海電鉄から和歌山電鐵に譲渡された2006年から走らせているもので、ことしで10回目です。
おもちゃ電車には、ヘッドマークに去年、和歌山信愛女子短期大学の学生が制作したクリスマスリースが取り付けられているほか、車内にクリスマスの図柄が描かれたイラストのポスターあわせて48枚が掲示されています。
偶然、クリスマス電車に乗り合わせたという和歌山市の松下杏輔(まつした・きょうすけ)くん5歳は「かわいいです。クリスマスは電車のおもちゃが欲しいです」と話していました。
和歌山電鐵によりますと、貴志川線を走るいちご電車やたま電車にも、あすまでにクリスマス電車用の飾り付けが行われ、来月25日のクリスマスまでクリスマス電車として運行するということです
 
 

2015年11月23日月曜日

観光資源は点(スポット)から線(ライン)に 、線から面へ!

  観光資源は点(スポット)から線(ライン)に 、線から面へ!

  わたしは昔から上記の観光のあり方を唱えてきたが、未だにこの考え方が実際に活かされているとは言いがたい。たまたま昨日ローカル新聞の「ニュース和歌山」を見ていたら,トップ記事に、このことが活かされている報道に接して、ようやく地元でもこういう動きがでてきたか!と微笑んだ次第である。

   わたしが考えているプランは天平時代の風景が見られる「和歌浦」と平成時代の人工島「和歌山マリーナシティー」の人工の近代的建築物を見れるように「和歌浦」と「マリーナシティー」をボートを走らせ、途中和歌浦湾の風景を愉しみながら古代と現代を見比べつつ、 ショートステイする方法。

  県の人口減少に歯止めをかけたい和歌山県でも、もう少し知恵者がおられないモノだろうか?
 それと昨日の朝日新聞・地方版を眺めていたら,同じ和歌浦を記事にしながらこちらは衰え寂れよく和歌浦を記事にしているようで,寂しい想いがした。

2015.11.21の「朝日新聞」地方版スクエアの記事には「和歌の浦」景観 道半ば・・・
保護へ松の枝選定したけれど・・・放置船・欠けた欄干 アラ目立つ!
と行政(教育委員会)の対応の拙さをを批判している。
地元では国の名勝「和歌浦」の範囲を拡大しようと目論む中で、関係者は「行政と住民の本気度が試されるとしている。(以下略)

歴史遺産つなぎ魅力創出 文化財守る3団体が連携,

  ルート整備求め要望 シンポも!

    国の名勝和歌の浦、和歌山県指定文化財の雑賀崎台場、水軒堤防。3つの文化財の保存活用に力を入れる市民グループ3団体が連携を深めている。和歌山市南端部の文化財を結び、ルート整備を進め、海岸線の魅力アップを図るのが目的で、今年5月には3文化財を巡るウォークを開催した。
   課題を行政へ働きかけるなど活発に動いており、11月29日(日)に開くシンポジウムでは官民一体の取り組みへの一歩としたい考えだ。
 
   呼びかけたのは雑賀崎の[トンガの鼻自然クラブ]。雑賀崎の岬にあり、江戸時代の石垣や土塁の構造を残す雑賀崎台場跡の保存に努める。地元の風習を生かした彼岸の「夕日を見る会」も季節行事として定着させた。
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 「歴史遺産同士が点ではなく、線でつながることで面になり、魅力を大きくできると思った」と同クラブの松川靖副代表。

  和歌浦の玉津島神社を中心に名勝和歌の浦の発信を図る玉津島保存会、江戸時代の防潮・防波堤の石堤と土塁が残る水軒堤防一帯の歴史公園化をめざす水軒の浜に松を植える会に呼びかけた。
   玉津島保存会の渋谷高秀事務局長は「文化財は世代を超え残り、消えない。文化財でつながり、個別に活動するのとは違う視点、知恵を出したい」と応じた。
 
   3団体が最初に取り組んだのは5月の歴史遺産ウォーク。3つの文化財を巡り、あまり知られていない高津子山から雑賀崎へ至る尾根沿いのルートを歩いた。約50人が参加し、好評を集めた。       トンガの鼻の松川由喜子さんは「雑賀崎の渚が見える眺めのいい場所、古道のような所もある。海辺にもいい道があり、文化財をつなぐ大きなルートの中に小さなルートが幾つもある形が出せる。案内板が整備されれば充実すると思う」と語る。
 
  3団体は8月、各文化財の保全整備や活用計画への参加、PRの強化を和歌山市へ要望。共同では「和歌浦、田野、雑賀崎、水軒に案内板、道標を設置するなどルート整備と維持管理の体制づくり」を求めた。検討や協議対象にするとの回答だったが、この動きを後押しするハード面での計画がある。
 
   ひとつは県と和歌山市が整備するサイクリングロードで、水軒、雑賀崎、和歌浦へ至るルートを計画中だ。また、同市はルート途中の中央卸売市場を、「道の駅」併設の観光市場にする.               今年度中には基本計画を策定する方向で、「和歌山下津港へのクルーズ客船の入港も考慮し、周辺一体を観光拠点に整備」とうたう。
   さらに同市は来年度、水軒堤防の公園化に向け、基本計画づくりに入る。いずれも人の流れを和歌山下津港方面から、水軒、雑賀崎、和歌浦へと導くきっかけになる。
 
  [水軒の浜に松を植える会]の奥津尚宏事務局長は「水軒堤防近辺の公園化は決まっているが、活用方法はこれから。ぜひ意見を聞いてほしい。民間で活動していると、ここにトイレ、拠点施設があれば…と気づくことが多いが、どうしても限界がある。行政と一緒にやらないと地域全体の動きにならない」と強調する。
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 3団体主催の29日のシンポジウムはその一歩にしたい意向で、意見交換会には県や市の担当者も複数出席する。和歌山市の西川隆博観光課長は「住民が中心となり和歌山を自慢できる町にする努力は素晴らしい。和歌山の課題は、持続可能な観光の形を作ること。そのきっかけの一つになってほしい」と話している。
     ◇   ◇
 シンポジウム「つながる歴史遺産 和歌浦〜雑賀崎台場〜水軒堤防の保存と活用を考える」…29日(日)午後1時半〜3時半、和歌山市雑賀崎の双子島荘。文化財の保存と活用について県担当者の講演後、3団体のメンバーが活動を報告。最後に行政の担当者らと意見交換を行う。無料。渋谷さん(073・447・2660)。
写真上=「つながる歴史遺産」と題し開催された5月のウォーク
同下=意見交換する3団体のメンバー
(ニュース和歌山2015年11月21日号掲載)
 

市民公益活動団体データベース



1.団体の名称 とんがのはなしぜんくらぶ
トンガの鼻自然クラブ
2.代表者氏名 なかぐち ゆたか
中口 裕
3.住所 和歌山市雑賀崎761-1
4.電話番号 073-447-0844
5.FAX番号 073-447-0844
6.メールアドレス tonganohana@jtw.zaq.ne.jp
7.活動分野
8.主な活動内容トンガの鼻の歴史環境と自然環境を大切にし活かす活動
 ・トンガの鼻の「雑賀崎台場遺跡」に通じる里道及び遺跡周辺の草刈りと里道の整備
 ・トンガの鼻周辺(なだの浜、ナカヤマの浜広場)の環境整備
 ・彼岸の中日に「夕陽からハナがフルのを見る」という雑賀崎の風習を伝承するイベント“夕日を見る会”の開催
                 
9.団体のPR ・雑賀崎台場遺跡が全容解明され、遺跡公園として整備されるよう、行政に働き掛けてゆきたいと思います。
・江戸時代末期に造られた海防施設と言われていますが、1回/月(6月~9月は2回/月)の草刈りや里道整備に汗を流しながら古の謎に思い巡らせています。
・いろんな方に活動に参加いただきたいと思います
10.アドレスhttp://www.jtw.zaq.ne.jp/tonganohana/newpage1.htm

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2015.05.31 Sunday


名勝和歌の浦 玉津島保存会
名勝和歌の浦 玉津島保存会ブログが新規に立ち上がります。和歌の浦みちしるべの会様、情報発信の場を提供していただきありがとうございました。玉津島保存会は、名勝和歌の浦 玉津島神社を中心とする和歌の浦の自然・歴史・文化を守るため、結成されました。今の名勝和歌の浦は、広報が少なすぎる気がします。和歌浦地区・田野地区・雑賀崎地区の和歌の浦の広報を今後も実施したいと思います。和歌祭がすぎ、玉津島保存会・トンガの鼻自然クラブ・水軒の浜に松を植える会が結束し、『つながる歴史遺産 和歌の浦~雑賀崎台場~水軒ウオーキング』を実施する時期、新規に玉津島保存会ブログを立ち上げます。

玉津島保存会ブログ http://wakanoura.exblog.jp/










「不老橋」に老朽化のおそれ

「不老橋」に老朽化のおそれ
国の名勝・和歌の浦にあり、江戸時代に造られたアーチ型の石橋、「不老橋」の欄干の一部が落下して破損し、和歌山市では、老朽化が進んでいるおそれがあるとして、橋全体の調査を検討しています。
「不老橋」は、160年余り前の江戸時代に当時の紀州藩主が造らせたアーチ型の石橋で、その縁起のよい名前とともに、国の名勝・和歌の浦のシンボル的な存在として親しまれてきました。
先月、橋の欄干として使われていた1メートル70センチほどの長さの石材が落下して破損しているのが見つかり、和歌山市では、観光客が記念撮影のためにもたれかかった際にずれて動いたものとみています。
さらに調べたところ、ほかの部分にも亀裂やずれが見つかり、市は、老朽化によるものとみて、橋全体の調査を検討しています。
今のところ、橋を歩いて渡るのに支障はないということですが、市は、欄干に触ったり、もたれかかったりするのは控えてほしいと呼びかけています。
御坊市から訪れた男性は、「私たちが老いるように橋もいずれは老いると思うが、修復することで、いつまでもみんなが渡れるようにしてほしい」と話しています。
和歌山市文化振興課の前田敬彦班長は、「大切な文化財なのでどのような保存方法が適切か慎重に検討していきたい」と話しています。

11月20日
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[Wakayama  Marina City]:
 
 http://www.marinacity.com/

 
 
MAP内の施設名をクリックすると詳細を表示します。
 
 
 
 

2015年11月19日木曜日

和歌山電鉄貴志川線、県などが支援継続---.第四弾” 「うめ星電車」来春登場!

  随分ご無沙汰いたしましたが、おかげさまで体調も回復基調にあり、ボチボチですがブログを書く気力が出始めました。しばらく助走状態が続くと想いますが、あたたかく見守ってくだされば幸いです。
まづは、「和歌山」名物の和歌山電鉄の「たま駅長」の話題から・・・!

  和歌山電鉄は全国のローカル鐵道のなかでもトップクラスに位置付けされ,モデルとなる鐵道だと評価されているが、それでも年間を通して数千万円の赤字の計上が余儀なくされている。この鐵道は官・民・産の三者一体となった理想的な経営体質なのだが、それにしてもこのような経営状態、地方鉄道の経営は如何に厳しい経営環境下にあるのかがよく分かる。和歌山県や和歌山市・紀の川市にしても人口減少が予想されている。
これらの中にあって、県・市民の足としてエコの時代に欠くことができないのが、地方鉄道の存在であろう。
  和歌山電鉄もギリギリの経営状況のもと、赤字の計上が続いていて、このため老朽化した電車・レール等の更新が遅れている。
  今回の県と2市の和歌山電鉄への10年間の執行猶予処置と云われる性格のもので、この
10年間にさらに合理化・効率化によって自主独立経営を求めようというもの、和歌山電鉄の小嶋社長さん、「たま」の跡をついだ「たま二世である二タマ駅長」や「貴志川線を守る会」のメンバーの皆さん方のさらなる努力に期待されている。幸い「たま駅長」名は外国でも有名なので,和歌山県に外国人観光客を呼び込む目玉として,白浜のパンダとともにさらなる頑張りに期待したい。
そのためにも、県下の観光資源を一本のレールでつなぐ一本化を官民学で推進を強く推進されることに期待したい。
  幸い和歌山電鉄では第四陣として新車「うめ電車」の運行にむけて進行中で、和歌山の名物「南高梅」に因んだ新車の登場に期待したい次第である。

 和歌山電鉄貴志川線、県などが支援継続 25年度まで10年    :  2015/11/18


 和歌山県の仁坂吉伸知事は17日の記者会見で、今年度末で期限を迎える和歌山電鉄貴志川線の財政支援について、県と和歌山・紀の川両市で12億4790万円を上限に、2025年度まで10年間継続すると発表した。それぞれの議会で承認後に新たな協定を結ぶ。
 
 貴志川線は、06年3月末に南海電気鉄道から両備グループ(岡山市)の子会社、和歌山電鉄に引き継がれて営業を継続してきた。その間、県と2市が基本合意書を結び、鉄道用地取得や運営費補助など10年間で12億9000万円を上限とする支援を行ってきた。
 
 ネコの駅長「たま」やユニークな車両が人気を呼び、南海が経営した最終年度である05年度の192万人から14年度は228万人と利用客数は伸びたが、鉄道事業はなお年間6400万円の赤字という。
 県によると支援はレールや枕木、踏切設備など、国の補助制度が活用できる設備の更新や修繕を対象とする。


 
 
“水戸岡鋭治デザイン第四弾” 「うめ星電車」来春登場!和歌山電鐵 社長 小嶋 光信


 来年は、貴志川線開業100周年と同時に、和歌山電鐵10周年の節目の年を迎えます。
その記念として新しい水戸岡鋭治デザイン第四弾の電車をと思い考えているとJR九州の「ななつ星」のニュースが目に飛び込んできました。

 サッと今度の電車のアイデアは「うめぼし」=「うめ星」だと閃きました。
水戸岡鋭治デザインの第一弾は貴志川線の貴志駅がある旧貴志川町の特産物である苺をテーマにした「いちご電車」です。

 交通政策基本法でも明らかなように、地方鉄道の使命は地域づくりに貢献することであり、また日本の喫緊の課題は地方創生です。和歌山県の代表的産物は梅であり、南高梅(なんこううめ)です。いわば和歌山県の特産物のスター=星です。なぜかというと、和歌山県は梅生産量が日本一であるとともに、南高梅は地域ブランドとして認定されている日本一美味しい梅だからです。

うめ星電車で「紀州梅、南高梅が世界一の梅になるように!」が今回のうめ星電車のミッションです。

  世界の超豪華電車「ななつ星」に対して、和歌山県の「うめ星電車」、このパロディーが面白いではないですか?!
水戸岡鋭治さんにこの電車の依頼をすると、「そのアイデア、やられた!」と笑って引き受けてくれました。

さて良い「塩梅」の電車になるか、乞うご期待です。
>うめ星電車コンセプト(PDF)



                                                                                                                                (2015.10.31)-

ニタマ駅長、

「たまII世駅長」襲名 和歌山電鐵貴志駅に「たま神社」,
  初代たま駅長は「たま大明神」に

和歌山電鐵は8月11日、6月に死んだ「たま駅長」をまつる「たま神社」を貴志駅に開社しました。

11日はたま駅長の喪が明ける50日祭の翌日。たま神社には、「たま大明神」となったたま駅長の石碑や銅像が置かれています。

 またこの日、駅長代行を務めていたニタマ駅長を、「たまII世駅長」(ニタマ駅長)とする辞令も交付されました。辞令交付や、たまII世駅長を襲名したニタマ駅長がたま大明神に報告する様子などが、和歌山電鐵を運営する両備グループの公式YouTubeチャンネルで公開されています。

 
ah_tama1.jpg 辞令交付の様子
ah_tama2.jpg たま大明神に報告


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