ブログ アーカイブ

2014年5月9日金曜日

11日開催「和歌祭」の最終仕上がり状況!

神輿おろしと渡御行列の和歌祭、11日開催 /                                           

2014年05月09日 WBS ニュース


 

11日の開催をめざして、最終仕上げに熱が入ります。前回につづいてWBSからのニュースです。

紀州東照宮(きしゅうとうしょうぐう)の例大祭「和歌祭(わかまつり)」が、あさって(11日)、和歌山市の和歌浦(わかうら)一帯で行われます。

和歌祭は、江戸時代初期の1622年から続く、和歌山を代表する祭りのひとつで、勇壮な神輿(みこし)おろしと華麗(かれい)な渡御行列(とぎょぎょうれつ)で知られています。

紀州東照宮の西川宮司と御所神輿

紀州東照宮の西川宮司と御所神輿

 

 祭りは、午前11時半、紀州東照宮の境内から、白装束(しろしょうぞく)の男たちに担がれた神輿が、急な石段を駆け下りる「神輿おろし」で、まず、ヒートアップします。

 

 続いて正午からは、和歌祭の音といわれる摺鐘(すりがね)・太鼓(たいこ)や餅搗踊(もちつきおどり)、雑賀踊(さいかおどり)など地元の踊り、また、薙刀振(なぎなたふり)、母衣(ほろ)、舞姫(まいひめ)など華麗で、多種多彩な時代衣装の渡御行列が紀州東照宮を出発、芸能や演舞を披露しながら和歌浦一帯を練り歩き、毎年、多くの見物客らでにぎわいます。

 

 和歌山県文化遺産課によりますと、今回の祭りでは、江戸時代の絵巻物や古写真を参考に餅搗踊の囃子方(はやしかた)の衣裳と餅花傘(もちばなかさ)の幕が新調され、本来の囃子方の風情(ふぜい)を取り戻しているということです。

衣裳が新調された餅搗踊の囃子方(写真提供・和歌山県文化遺産課)

衣裳が新調された餅搗踊の囃子方(写真提供・和歌山県文化遺産課)

新調された餅花傘の幕(写真提供・和歌山県文化遺産課)

新調された餅花傘の幕(写真提供・和歌山県文化遺産課)

 

 ところで、紀州東照宮の西川秀紀(にしかわ・ひでとし)宮司は、「祭りが近づいてくると、そわそわしてくる。いい祭りなので、ぜひ見てほしい」と話し、今年初めて、和歌祭実行委員会の委員長となった地元の建設会社専務の中山豊若(なかやま・とよわか)さんは、「全体を仕切るのは責任重大」としながらも、当日は「神輿おろしも渡御行列も楽しんで」と多くの見物客の来場を呼びかけています。

和歌祭実行委員長の中山さん

和歌祭実行委員長の中山さん

 
☆              ☆              ☆

稽古大詰め 11日、和歌浦一帯で「和歌祭」/05月08日 わかやま新報

 
 江戸時代から受け継がれる、和歌山市和歌浦西の紀州東照宮(西川秀紀宮司)の大祭「和歌祭」が11日、和歌浦一帯で行われる。竹籠(かご)を背負い歩く母衣(ほろ)、太鼓や端唄(はうた)を響かせ歩く「唐船」(とうぶね)などさまざまな練り物があり、演者たちの稽古も大詰め。小学生らによる団扇や餅花踊りも、本番に向けて連日練習が重ねられている。
団扇太鼓、餅花踊を練習する演者
団扇太鼓、餅花踊を練習する演者
 

 団扇太鼓と餅花踊の練習は小学生の放課後、同宮参道で。太鼓や母衣などの経験があり、9歳から毎年和歌祭に参加している松井瑛雄(てるお)さん(85)を中心に指導に当たっている。
 団扇太鼓の演者は左手に太鼓を右手に枹(ばち)を持ち、餅花踊の演者はササを持ち、一歩一歩振りを付けながら練り歩く。演者は足の運び方や太鼓をたたくタイミングなどを真剣に習得していた。
 和大付属小3年の菅谷信太朗君(8)は「踊りは楽しい。本番までに完璧に覚えたい」と熱意を見せる。松井さんは「当日、子どもたちの練習の成果が出ることを祈ります」と話している。
 当日は午前11時半から同宮の108段を勇壮に駆け下りる「神輿おろし」が行われた後、正午に行列渡御が出発。同宮を出て、海岸通り、和歌浦漁港、片男波海水浴場、万葉館、不老橋、あしべ通りを練り歩く。その間、4カ所で演舞が披露される。この他、各種伝統芸能披露やフォトコンテストが催される。
 西川宮司は「参列者1000人が動く、素晴らしい祭り。演者の熱意で天気も晴れてくれたら」と話している。
 雨天中止。行列渡御が行われる正午~4時ごろは交通規制あり。詳しい規制についてはホームページ(http://www.wakamatsuri.com/)で案内。問い合わせは実行委(℡073・444・0808)まで。

0 件のコメント:

コメントを投稿