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2013年8月3日土曜日

「半沢直樹」(TBS系)がヒット中。視聴率でサッカー東アジア杯「日韓戦」を上回る!

TVの視聴率の世界でサッカー、野球といったスポーツといえば高視聴率が取れテレビ局にとってドル箱のはずなのだが、2013年7月28日に放送したサッカー東アジア杯の「日韓戦」は、日本の初優勝がかかっていたにも拘らず、裏番組のTBSドラマ「半沢直樹」(視聴率22%)に、5ポイントの大差をつけられ「敗退」してしまった。

   「半沢直樹」は現在放送中のドラマの中で最も勢いがあり人気が高い強力番組だが、サッカー日韓戦を上回る視聴率が取れたのには他にも原因があると専門家が分析している。

「やられたらやり返す。倍返しだ!」が流行語に!

日米通算4,000本安打にあと15本と迫ったイチロー




















このドラマで主役を演じる堺雅人が米国大リーグNYYのイチローと対比され、話題の人になっている。見た目はどちらもクールでしかも独自の哲学をもつ、いわば"変人同士”という訳だ!

 

堺雅人「妻 菅野美穂も知らない夫の変人素顔」・08月02日

 「やられたらやり返す。倍返しだッ!」──そんな決めゼリフとともに組織内外の“敵”と戦う銀行員を描いたドラマ「半沢直樹」(TBS系)がヒット中だ。
主人公・半沢直樹を演じる堺雅人(39)には、今年4月に結婚した菅野美穂(35)の夫、というぐらいの印象しかなかったが、ここに来てガゼン注目を集めている。そして菅野美穂には「あげマン」説も、その、知られざる素顔とは──。


 
 











◆             ◆               ◆
 まずは「半沢直樹」のプロデューサー・伊與田英徳氏がドラマのヒットについてこう話す。
「日曜の夜に爽快感を感じたい人に見ていただけたからだと思います。半沢の『悪いヤツを追い詰めるダークな面』と『家庭や職場の部下に見せる優しい面』の両面を演じられるのは堺さんしかいないと思いお願いしましたが、これ以上ない半沢になっていると思います」
 

 直木賞作家・池井戸潤氏の原作をドラマ化した「半沢直樹」。メガバンクのリアルな組織闘争の描写は、サラリーマンの間でも共感を呼び、第1話が19.4%、第2話が21.8%と、7~9月期のドラマの中でも最高の平均視聴率を記録している。
 

 その主演の堺は、これまでもNHK大河ドラマ「新選組!」での山南敬助役や同じく大河の「篤姫」の徳川家定役などが評価されてきたが、もともとは舞台俳優。宮崎県出身で、上京して早稲田大学に入学すると、92年に劇団「東京オレンジ」の旗揚げに参加し、役者人生をスタートさせた。
 旗揚げ時から堺とは20年来の盟友で、同劇団を主宰する横山仁一氏が言う。

 「野球のイチロー(39)とイメージが重なります。とにかくその道が好きで己の技術を向上させるためなら、あらゆる努力をする。旗揚げした当初から、例えば新しいことをやると『まず僕にやらせてください!』と、必ず1番で手をあげる。即興劇の練習をやっていると、呼んでもいないのに入ってくる(笑)。そのくせ、仲間や先輩たちに飲みに誘われても、『飲んで演技がうまくなるわけじゃない』と、ほとんど参加しない。超の付くストイックぶりで有名でした」
 

 そのかいあってか、劇団で才能も磨かれ、程なくして“早稲田のプリンス”と呼ばれるようになり、公演では女性ファンが長蛇の列を作ったという。その後、大学を中退。現在の事務所に入り、テレビや映画の世界に進出していった。

 「彼は取材をして時間をかけ、役を完全に作り上げていく。新聞記者役を演じた08年の映画『クライマーズ・ハイ』の時には、『新聞記者は徹夜で仕事したあとに焼き肉を食べて寝る』という話を聞き、実際に連日朝方まで仕事して焼き肉を食べるという生活をしていました。
 09年の映画『南極料理人』では、南極基地に派遣された健康的な料理人の役だったため、好きだったタバコをやめる徹底ぶり。
 とにかく、堺は“何となく”や“こんな感じ”を嫌う。役を演じるに当たっても、『本当の自分なんて信頼していない』が口癖。『自分を消してこそ役が完全に生きる』というイメージでしょうか」(前出・横山氏)
 

 まさに“役者バカ”といったところだが、堺の今後について横山氏はこう期待を寄せる。
「それこそ、イチローが09年のWBCで侍ジャパンのチームリーダーとしてチームを牽引したように、役者の世界で、孤高の天才から周囲を巻き込むようなリーダー的存在になっていってくれると思います」 ドラマの展開とともに俳優・堺の“変人言動”からも目が離せなさそうだ。

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