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2013年7月28日日曜日

ひと頃の「若鷹・石川遼」はどうしたの?

石川遼と松山“大きな差” 来季の米ツアーシード権は松山優位

日本で羽ばたいた「若鷹」石川 遼が米国で羽ばたけないのは何故?今では同い年の松山英樹に大きな遅れをとってしまった、果たして来期の米国のシード権は確保出来るの?

遼と松山“大きな差” 来季の米ツアーシード権は松山優位
 
6月のツアー選手権で石川と松山は同組でラウンド。舞台をカナダに移しての勝負はいかに?

 米男子ゴルフツアー、「カナダ・オープン」(カナダ・グレンアビーGC、7253ヤード、パー72)は25日、開幕した。全英オープンで6位タイに入った松山英樹(21)と石川遼(21)も同じ舞台に立った。国内の「日本ゴルフツアー選手権宍戸」以来、今季2度目の顔合わせだが、いまや2人の間には“大きな差”が…。 

 メジャー2戦連続トップ10入りを果たした松山は、来季からの米ツアー挑戦に向けて、「できれば8月の海外遠征残り3試合で何とかしたい」と話している。米ツアー本格参戦初年度の石川も思いは同じだが、数字(7月22日時点)は“松山優位”を裏付ける。

来季のシード権】
 FedexCupポイントが基本だ。125位以内が来季のシード権を獲得できる。松山は176Pで165位相当。石川は212Pで153位。ここでは石川が有利に思えるが…。
 
 
【獲得賞金での可能性を探ると…】
 ツアー制度移行の今季に限り“獲得賞金125位以内”でもシード権を得られる。松山は今季米ツアーにプロとして2試合の出場だが、全米オープン10位タイ、全英オープン6位タイでビッグマネー。その額は41万7907ドル(約4192万円)である。これは136位相当だ。
 一方、本格参戦した石川は19試合で予選通過は10試合、ベスト10入りはわずか1試合。32万4815ドル(約3258万円)でランク149位。この点、松山はあと一息で“圏内”が見える。
 
 
【世界ランキング】
 松山は、最新ランクで34位に上昇した。石川は全英オープンの“裏街道”「サンダーソンファームズ選手権」で予選落ちして153位のまま。そういえば、今年4月に松山がプロ転向宣言したときには、世界ランクは159位だった。石川は、同115位と上だった。結果がすべて、何とも厳しい世界である。
 
 
【今後はどうなる?】
 シード権争いはカナダ・オープンを含め残り5試合。それでも世界ランク上位の松山は「ブリヂストン招待」(8月1日開幕)、「全米プロ選手権(8月8日開幕)と高額賞金大会に出場する。「ブリヂストン招待」は予選落ちがなく、一気に来季のシード権獲得も夢ではない。
 一方の石川はこの2大会の出場権はない。“裏番組”「リノタホ・オープン」に出場する予定だが、賞金総額はブリヂストン招待の3分の1である。残りも「ウインダム選手権」(8月15日開幕)だけ。もちろん勝てば何の問題もなくシード権は転がり込むが…。
 ランク125位以下なら下部ツアーとのプレーオフに進むしかない。石川は「たとえそうなってもアメリカでサバイバルする」と決意は固い。まずは、今週のカナダが超注目だ。 

 

丸山茂樹、苦戦が続く石川遼について「正直に言わして貰うと・・・」 7月28日(日)


日米で長年プレーしてきた「マルちゃん」こと丸山茂樹選手(1969.9.12生まれ、現在まで日本10勝・米国3勝)に見解を聞くと、次のような答えが返ってきた。

(1992年プロ入りし、PGAツアーには、2000年から2008年までアメリカの「PGAツアー(USPGA)」に本格参戦。2000年2月10日~13日、ツアー参戦3戦目となるPGAツアー第6戦「ビュイック招待(Buick Invitational)」にて2位タイ(同じ2位タイにはタイガー・ウッズもいた)。2001年の参戦2年目にはPGAツアー初優勝。その後も好成績を挙げ、日本人選手として初めてPGAツアー3勝を挙げており、国際クラスの選手に成長した。 ちなみに2000年の全米オープンの予選にて、最も低いスコア記録タイの58を叩き出している。シード権 を2年連続で喪失したのを機に2009年からは再び日本に活躍の場を戻した)
                 

TBS「ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」(27日放送分)では、「こんなに稼げる職業があったSP」として、プロゴルファー・丸山茂樹が出演を果たした。

「海外の選手でビックリした選手は?」と訊かれると、「日本だとあんまり考えられないんですけど、だいたいツアー選手のシード選手が125人いるんですよ。そのうちの約3分の1、45人くらいはプライベートジェットです」と答えた丸山は、自身も「7〜8年くらい乗ってた。フルフラットになるシートが8席くらい。ガルフストリームの3。ちょっと安い方。グレッグ・ノーマンっていう選手はG550っていう一番凄いのに乗ってる。70億くらい。エアロバイクも乗っけている」と語った。

プライベートジェットを乗る理由については、「“時間をお金で買う努力をやれ”って。例えば、ニューヨークで試合があって、次はロスに移動をしなくちゃいけなくなったら、普通の民間機で行くとなると2時間前に空港に入って。プライベートジェットは24時間前に電話で。タクシーと一緒なんですよ、何時に迎えに来いって」と明かした丸山。実際の移動は、「(出発の)10分前に車で空港機の横までつけて、ニューヨークから全英オープンとかに行く時は、そのままセントアンドリュースの横に空港があるんですけど、そこに降りて入国審査員が2人位来てくれて、中でくつろいでいるところでパスポートを渡して、ドンドン(と押印)と“いい成績出してな”って」と明かし、周囲を驚かせた。

また、印象に残るプレイヤーについて訊かれると、丸山は「断トツでタイガー・ウッズですよ。全盛期のタイガー・ウッズと同じ土俵に立てたのが僕の一生の宝」と言いつつも、番組MC・名倉潤から「どんな人ですか?」と訊かれれば、「もう、まんま」とキッパリ。

「イメージ通りです。綺麗な女の子がいると寄ってきて、“見ろ、見ろ”って。“BIG TITS”とかって言うんですよ。“日本語で何て言うんだ?”と言われ“大きいおっぱい”って。こっちは真剣にやってんのに」と苦笑いを浮かべた丸山は、苦戦が続く石川遼については、「正直に言わして貰うとですね、日本では通じたけど世界では通じない。日本に来たら間違いなく今でも、前に皆さんが“強い石川遼”だと言うのと同じパフォーマンスが出来ると思う。(世界は)ただ者じゃない」と答えた。

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