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2013年5月20日月曜日

皇太子さま、「みどりの愛護のつどい」ご出席と熊野古道(三重県側にある馬越峠)を散策!

皇太子さま、「みどりの愛護のつどい」ご出席 :2013.5.18


「みどりの愛護」のつどい式典で、記念植樹される皇太子さま=18日午前、三重県紀北町の熊野灘臨海公園

「みどりの愛護」のつどい式典で、記念植樹される皇太子さま
=18日午前、三重県紀北町の熊野灘臨海公園

 皇太子さまは18日、三重県紀北町の熊野灘臨海公園で開かれた第24回全国「みどりの愛護」のつどい式典に出席された。緑化活動に取り組む全国の関係者約800人が参加した。
 

 皇太子さまは「緑の愛護活動への取り組みは大変意義深いもので、皆さんの努力に対し深く敬意を表します」とあいさつされた。紀北町で世界遺産に登録されている熊野古道を保全している「ツヅラト峠を守る会」のメンバーが植樹や清掃といった活動を報告した

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その翌日の19日は、熊野古道の伊勢路側をチェックの登山服姿で熊野古道の中でも最も美しいと云われる「馬越峠」を訪問、その景観に感動されたご様子。世界遺産に登録されている「馬越峠(まごせとうげ)」を訪れ、ヒノキ林の中に続く苔むした石畳(いしだたみ)の参詣道(さんけいみち)を散策されました。
 
三重県・尾鷲市・紀北町付近図

 

「馬越峠」は、三重県紀北町(きほくちょう)と尾鷲市(おわせし)の境となる標高325メートルの峠で、石畳道(いしだたみみち)はおよそ2キロあり、田辺市の熊野本宮大社など熊野三山(くまのさんざん)と伊勢神宮(いせじんぐう)を結ぶ、熊野古道伊勢路(いせじ)の一部となっています。

昨日のの皇太子さまは、チェックの登山シャツ姿で、巡礼の杖を手に、地元でガイドをしている川口有三(かわぐち・ゆうぞう)さん70才らとともに、およそ3キロを歩きました。川口さんらによりますと、皇太子さまは、しっかりと敷き詰められた石畳に感心していたということで、下山口(げざんぐち)では、地元住民に「素晴らしい道でした」と笑顔で話しかけられていました。
また、古道散策前には、紀北町で地元の祭りに使う灯籠の製作を視察されました。
皇太子さまは、19日夕方、帰京されました

馬越峠の石畳他

























丸山千枚田
先月4月21日にはクラシックカーの春の祭典「ラ・フェスタ・プリマベラ2013」でこの附近の国道を一路熊野本宮大社に向かう途中、丸山千枚田附近で一時休憩をとり、ドライバー達はここの景観を感動をもって満喫したのは、つい1ヶ月前のことである。

みなさんには下にある「石畳」あれこれで
熊野古道の名だたる見事な景観の峠や石畳を鍾愛しよう。No..2「馬越峠」が皇太子さまが訪れた峠で、「「熊野古道」の峠のなかでのその美しさは随一で景観を誇る峠です。詳しくは下記をご覧下さい。







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・石畳あれこれPart.1(ツヅラト峠~曽根次郎坂太郎坂)


石畳と言っても、いろいろな形状があります。形状の違いが、作られた時代の差によるものか、地域における技術の差によるものか、詳しいことはわかりません。しかし、いろいろな石畳が楽しめるのは、歩く人にとってはうれしいものです。
ここでは、伊勢路の峠に残るいろいろな石畳を紹介します。あなたはどこの石畳が好きですか?

熊野古道地図


その1 ツヅラト峠
ツヅラト峠の石畳紀伊長島町側の登り口付近に、石畳があります。
コケなどは生えていませんが、階段状ではないきれいな石畳です。
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その2 馬越峠
馬越峠の石畳数ある石畳の中で、もっとも美しいのが、ここ馬越峠の石畳です。特に海山町側は見事で、ヒノキ林の中を石畳道が続いている景色は、他では味わえません。
この峠だけで、階段状のもの、そうでないもの、堀割など、いろいろな石畳が楽しめます。
ぜひ、じっくりと歩いて味わってほしいコースです。
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その3 八鬼山越え
「西国一の難所」八鬼山越えでも、様々な石畳を見ることができます。馬越峠と並んで、いろんな石畳を見られるコースですが、体力的にきついので、全部を楽しむ余裕はなかなか・・・。
八鬼山の石畳一般的な石畳。距離は短いですが、きれいな状態で残っています。春先、きれいな画像が撮れました。
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八鬼山の石畳もともとそこにあった大きな石(画面左)をそのまま利用した石畳。
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その4 三木峠・羽後峠
三木峠・羽後峠は距離こそ短いものの、賀田湾の展望や猪垣など見どころの多いコース。そんなコースの中にも、状態の良い石畳があって古道らしさを十分楽しむことができます。
三木峠・羽後峠の石畳一般的な石畳。距離は短いですが、きれいな状態で残っています。春先、きれいな画像が撮れました。
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三木峠・羽後峠の石畳もともとそこにあった大きな石(画面左)をそのまま利用した石畳。
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その5 曽根次郎坂太郎坂(甫母峠)
曽根次郎坂太郎坂の石畳尾鷲市賀田町側には、状態の良い石畳が多く残っています。ヒノキ林の状態もなかなかきれいで、静かな雰囲気を味わえます。
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また、東紀州は、和歌山県新宮市出身の芥川賞作家・(故)中上健次の作品を映画化した「千年の愉楽」にも、その特有の景観が紹介され、話題を呼んでいる。(⇓・クリックで拡大します)

                                                                                                                                     以上

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