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2012年7月4日水曜日

計画停電にならないために「節電の夏・大阪ー通天閣とくいだおれ太郎ー」

 きのう3日は大阪・新世界(大阪市浪速区)が、街のシンボルの通天閣とともに100周年を迎えた。釜ケ崎(あいりん地区)近くにある労働者の街は、串カツや昭和レトロが人気を呼び、若者や女性らでにぎわうなど趣を変えつつある。雨のなか、通天閣には100周年を祝う横断幕が張られた、とA新聞夕刊にあった。

 同紙「素粒子」欄には・・・節電の関西。電源を抜かれた「くいだおれ人形」が哀れ。今夜だけは空いっぱいに灯をつける「100周年の通天閣」。とあった。

「くいだおれ太郎」の電源オフ・・・節電の夏、小さな工夫・小さな協力・サンケイ・7月2日(月)より

「くいだおれ太郎」の電源オフ…節電の夏、小さな工夫 知恵絞る

くいだおれ太郎」
大阪・道頓堀では名物看板人形「くいだおれ太郎」が電源をオフ。得意の太鼓の手を止め「なまけてるわけやおまへんねん これもセツデンですねん」と吹き出しで道行く人々に節電を呼びかけた。
道頓堀を歩いていた大阪市浪速区の会社員、中尾祥子さん(36)は「外出時はテレビのコンセントを抜いたりはしている。どれだけ効果があるかわからないけれど小さなことから続けたい」。近くの飲食店従業員、吉川良さん(79)は「もし計画停電になってクーラーや水道、ガスが止まったら店はお手上げやで」と困惑していた。
◆戎橋筋商店街
道頓堀と交差する戎橋筋商店街では2日から、約350メートルあるアーケードの蛍光灯の間引き点灯などで節電を実施。関西電力は大飯原発3号機のフル稼働後は10%以上が節電目標となるが、この商店街では、7、8月の昨年比で節電時間帯(午前9時~午後8時)で38%、全時間帯で20%の大幅節電を目指す。
今月13日から8月25日にかけては、アーケードの天井を照らしている蛍光灯593本は終日消灯し、代わりに天井にLEDのイルミネーションを飾りにぎわいを演出する。
大幅節電は「商店街も率先して節電対策をすべきだ」として理事会で全会一致で決定。各店舗にも照明の間引きや空調の設定温度の変更などを呼びかける。
同商店街振興組合の池上淳子理事長は「7、8月は観光シーズンでミナミにとって大切な時期。にぎわいを作りながら節電するという知恵を絞った夏になった」と話した。

2 件のコメント:

  1. 世は節電節電と大騒ぎしておりまするが、
    誠にその必要性がござりましょうかのう?
    関電から送ってきた計画停電の葉書...
    どうも胡散臭い感じを捨て切れぬのじゃがのぉ><

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  2. モノノフ殿
    大飯原発の再稼働が決まった報道の中で下記のような意見がありました。福島原発の事故究明が明確にされていない中での大飯原発の再稼働に付いて民主党野田内閣にファッショ政治の臭い、見切り発車政治を感じます。「国民のため」と軽々しく云って貰いたくないです。
    一例では、舞鶴市長「賛成しがたい」
    関西電力大飯原子力発電所の運転再開が決まったことについて、30キロ圏に人口の7割が暮らす舞鶴市の多々見 良三 市長は、16日、記者団に対し、「安全性の根拠がはっきりと説明されていない中での再稼動であり、賛成しがたい」と述べました。
    舞鶴市は、大飯原発の30キロ圏に人口の70%にあたる6万3千人が暮らしています。多々見市長は、記者団に対し「政府が運転再開を決めた背景には大飯原発が安全だとする明確な根拠があるはずだが、その根拠が全く明らかにされていない中での再稼動であり、賛成しがたい」と述べました。その上で、多々見市長は、「国は、運転再開にあたって立地自治体には再三、説明をしているが原発のすぐ近くにある舞鶴市には説明がなく、立地自治体以外は、無力だと感じた」と述べ、原発が立地している自治体と同様の対応を国に求めていく考えを示しました。

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