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2012年5月9日水曜日

鳴門の「渦潮」とつくばの「竜巻」の悲喜こもごも!

なると海峡の渦潮が見ごろ 直径20メートル級の渦まき!5月8日

鳴門市孫崎と淡路島との間の鳴門海峡には、大小無数の渦が巻きます。
潮の干満によって生ずるこの渦は春と秋の大潮時に最大になり、潮流時速20km、最大直径20mにも及ぶものがあります。百雷のごとくすさまじい轟音を立てて渦潮が交錯しながら流れていくさまは壮観です。一般的に、満潮と干潮は1日2回ずつあります。鳴門海峡では、この満潮時と干潮時に渦潮が発生します。また、満潮時と干潮時の前後1時間半が見ごろといわれています。

鳴門海峡大橋からの展望

渦潮を堪能するには、海上45メートルの高さから渦潮を眼下に見下ろすことができる「徳島県立渦の道」や、逆巻く渦の飛沫が衣服を濡らすほど間近に迫る「観潮船」があります。
また、日の光を浴びて鏡面のように穏やかなウチノ海や、大小様々な船舶が行き来し海岸線のすぐ傍まで山並みが迫る瀬戸内海を望みながら鳴門海峡を一望できる「鳴門スカイライン」、「エスカヒル鳴門」、「徳島県立大鳴門橋架橋記念館エディ」をはじめ、甘味処や土産物が軒を連ねる「千畳敷」、「お茶園展望台」等で一息つきながら遠方の渦潮を楽しむのも一興です.
直径20mもの渦潮と観覧船

観潮船の運航会社によると、GWの終わり頃から10日まで5.6日間は、特に大きな渦が見られるという。春から夏にかけては南風が吹き、引き潮の方向とは逆風となる影響できれいな渦になるという。連休中は多くの家族連れが訪れ、大鳴門橋の下の遊歩道「徳島県立渦の道」には約4万3千人の人出があった。
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竜巻発生の様子
 茨城で竜巻5市に爪痕 全半壊など1082棟被害・05月08日
6日午前中には西日本で一時、雷鳴がとどろき稲妻が走り、たたきつけるような降雨があったが、間もなく元の天候に戻った。しかし、この寒温の双方の気圧が関東地方に近づくに従って猛烈に発達し、今回の大被害をもたらしたと言える。竜巻の幅は500mその長さは15kmのも及ぶと云われる。まさに春の珍事である。茨城県つくば市を中心に周辺の地域で被害に遭った処が集中している。全半壊した家屋は約1700戸にも上ると云われている。異常気象がもたらした現象とはいえ、一瞬何が惹起したのか分からない一瞬の出来事であったようだ。

NHKが報道したつくば市の竜巻被災状況

写真
電柱が倒れ、窓や屋根が吹き飛んだつくば市北条の商店街=6日
うなり声をあげ突如街を襲った黒い渦は、家をなぎ倒し車を巻き上げ、中学生の命をのみ込んだ。竜巻襲来から一夜明けた7日、住民らは変わり果てた我が家を見て、あらためて恐怖の瞬間を振り返った。
県内ではつくば市で北条地区を中心に約827棟が全半壊や一部損壊の被害を受け、木造2階建ての自宅に1人でいた中学3年の鈴木佳介さん(14)が家ごと吹き飛ばされて死亡した。
市内でほかに骨折を含む37人がけがをしたほか、桜川市で2人、常陸大宮市、ひたちなか市、筑西市で各1人が軽いけがをした。

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