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2012年5月12日土曜日

21日は県下全域皆既日食、串本町は中心線上にあたる!

5月も、はや中旬に差しかかりました。地元和歌山ではこれから二つの歴史的とも言える出来事や行事があります。その一つは、明日13日に行われる「和歌祭」、紀州徳川藩初代藩主徳川頼宣公が父君家康公のために建立した紀州東照宮の例大祭「和歌祭」(1622(元和8)年)が390周年、10年後の400周年に向けて昔の「和歌祭」の復活に向かってカウントダウンの1年目を迎える。
もう一つは10日後の21日は、和歌山では282年ぶりに金環日食が観察できる。282年前というと1730(享保15)年、徳川吉宗公が将軍に就いていた時期に当たる。
金環日食の範囲は国立天文台のマップを掲げるが、幸いにも和歌山県全体がこの範囲に入る。
なかでも南紀の串本町・那智勝浦町は中心線が通る最高の観測地点である。昨年の台風被害の被災地だけに、多くの天文ファンや見物客が詰めかけ地域復興へのチャンスになって欲しいモノだ。

上の2枚は国立天文台提供
金環日食の記事は数多く報道され尽くされているが、きょうは「ニュース和歌山」が4/14号で早々と掲載された記事を、同社のお許しを得てソックリ転載させていただいたことをお断りしたい。
なお、観測に当たっては観測上の注意点を忠実に守り、目を痛めないようご注意下さい。

※観測上の注意点・・・種々な観測方法が指導されています。それらを護って直接太陽を観たり.望遠鏡や双眼鏡で観たりは絶対しないで下さい。

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和歌山で282年ぶり金環日食
観測に向け講座やめがね配布
「ニュース和歌山」4.14号




 太陽が月で隠れ、リング状にみえる「金環日食」が5月21日(月)、太平洋側の広い地域で観測される。和歌山県内での観測は282年ぶりで、天文関連施設は展示会や、観測に必要な「日食めがね」作り講習と準備に余念がない。
 また、金環の太さが同じに見える日食帯中心線が通るのは関西では県南部のみのため県は観光客誘致に向けPR。串本町は金環一色の様相だ。

紀南 天文ファン誘客に催し
月が太陽の前を横切り起きる「日食」。この中で、太陽が月より大きく見え、月の周囲から太陽がはみ出すのを「金環日食」と呼ぶ。地球と月の位置と距離により起きる現象で、国内では25年ぶり。和歌山では282年ぶりとなる。

 過去3回、金環日食を見た和歌山市立こども科学館(同市寄合町)の津村光則事務長は「太陽が大きく欠けていくのを初めて見た時は感動しました」。
同館は3月末から金環日食を解説する展示を開始。プラネタリウムで金環日食の番組を5月20日(日)まで上映する。
 同館が今回力を入れるのは日食めがねの配布だ。
同市の金環日食は午前7時27分から7時30分41秒と通勤通学時間帯。そのため観察会を開かず、同市立の全小中学校と幼稚園に日食めがね用のシートを配り、学校で作れるよう図る。

また、4月29日(日)以降の主に日曜祝日など8日間にプラネタリウムを見た人に日食めがねを贈る。津村事務長は「和歌山市で次に観測できるのは2095年。和歌山で見ることができるのはラッキー。少し暗くなったりと周囲の変化に注目して見て欲しい」と話す。


みさと天文台(紀美野町松ヶ峰)では4月21日(土)午後2時から講座「金環日食1カ月前」を開催。GW期間の休日は1日3回、日食めがね作り講座を開く。日食当日も紀美野町文化センターで観察会を計画中だ。
同天文台の豊増伸治さんは「皆既日食や部分日食を知ったうえで比較してもらえれば。つい太陽を直接見ようとしてしまうが、危険なので絶対やめて欲しい」と呼びかけ、「6月6日には金星の太陽面通過という極めて珍しいことが起きます。日食めがねはその時も使えますよ」と語る。

一方、県は、月と太陽が完全に重なり、金環の太さが同じになるのは関西で紀南のみのため天体ファンの誘客を図る。3月には新大阪駅で、白浜、串本、勝浦、新宮の観測時間を記したチラシを配った。中でも串本町は大島がきんかんの産地であることも合わせ、「本州最南端で日食を見よう」と多彩なイベントを企画した。当日は橋杭岩、潮岬で観測会を実施。多くの宿泊施設で日食めがねを配り、きんかんグルメスタンプラリーも開く。
串本町観光協会は「昨年の台風の被害を受け、元気を発信し続けないと来てもらえないと感じている。きんかんが特産なのも千載一遇のチャンス。これを機に串本へ来て欲しい」と話している。

写真上から=こども科学館には1900〜2050年の日食一覧を展示。こども科学館の津村光則事務長が1991年に撮影

 金環日食 見よう知ろう イベント案内
金環日食に関するイベントは次の通り。
和歌山市立こども科学館…プラネタリウム「太陽の指輪~日本をつなぐ金環日食」=5月20日(日)まで。午前11時、午後2時、3時半(土日は午後1時も)▽星空散歩「金環日食がやってくる二」=4月15日(日)午前10時、先着100人▽星空散歩「金環日食がやってくる3」=4月28日(土)午前10時、先着100人▽プラネタリウムを観覧した人に日食めがねプレゼント=4月29日(日)、5月3日(木)~5月6日(日)、5月13日(日)、5月19日(土)、5月20日(日)▽特別展「金環日食」=7月1日(日)まで。同館(073・432・0002)。月曜休館。

みさと天文台講座「金環日食1カ月前」=4月21日(土)午後2時。無料だが申込必要▽日食めがね作り=4月28日(土)~4月30日(月)、5月3日(木)~5月6日(日)の1日3回。各回定員20人。同台(073・498・0305)。

和歌山県拡大地図
串本町関連観測会@橋杭岩=5月21日(月)午前6時。和歌山大学から講師を招いて開催。物産展も▽潮岬望楼の芝=5月21日(月)午前6時。串本しょらさん鍋無料振る舞い。いずれも串本町観光協会(0735・62・3171)▽ホエールウォッチング×金環日食=5月21日(月)午前6時、串本港集合。希望者は潮岬マリンガイド(0735・62・3834)▽きんかんグルメスタンプラリー…5月19日(土)~5月21日(月)の間、同町内10店のうち4店できんかん商品を購入し、4つスタンプを集め応募すると、同町宿泊施設のペア宿泊券などが当たる。詳細はHP。
ニュース和歌山2012年4月14日号掲載

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