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2010年4月3日土曜日

4月4日・こうありたいね~「いい夫婦・川柳!」


■「いい夫婦の日」・経済産業省と財団法人社会経済生産性本部では11月22日を「いい夫婦の日」と制定し、ゆとりある生活や生きていくことの意味を夫婦という単位から見つめようと、毎年、理想のいい夫婦を選ぶ「パートナー・オブ・ザ・イヤー」や「いい夫婦 川柳コンテスト」など様々な企画でこの日をすすめています。
最近では日本映画製作所連盟や全国工業生活衛星同業組合連合会など4団体からなる「映画館に行こう!」実行委員会が、夫婦どちらかが50歳以上であれば夫婦2人で2000円で映画が見られる「夫婦50割引」キャンペーンを行うなど、少子化が進む影響で増えた夫婦で過ごす時間を見直し、お互いを尊重し感謝し合える関係づくりに様々な取り組みがなされています

 少しまえのハナシになって恐縮ですが、これは毎年巡ってくる訳で、11月22日は文字どおり「いい夫婦」の日、これを詠んだ川柳が毎年募集されている。決して語呂合わせではありません。今回が第4回目(2009・11・22)だったが、多くの企業が協賛している。 
今回は「いい夫婦」「いい夫婦川柳」の紹介です。
 
 夫婦お二人がお互いに尊重し感謝し合う365日分の1日。それが新しい「夫婦の記念日」です。
日ごろ照れくさくてなかなか口にすることができない「ありがとう」「愛してる」「すみません」。そんな思いを川柳に込めて、あなたも一句如何です。

[いい夫婦NO.1 ]
 桂文珍が名誉会長を務める「パートナー・オブ・ザ・イヤー2009」で選ばれた「いい夫婦」は、放送作家の鈴木おさむ(37歳)とお笑いタレントの大島美幸(29歳)さんご夫妻が選ばれた。
思わず顔がほころんでしまう二人の仲の良さが選ばれたんだろうか。

今年の「いい夫婦」に鈴木おさむ・大島美幸(森三中)夫妻が選ばる!



   「いい夫婦の日」パートナー・オブ・ザ・イヤー2009に選ばれた鈴木おさむさん(左)と大島美幸さん =9日、東京・元赤坂の明治記念館

 11月22日の「いい夫婦の日」に先立ち、その年の理想の有名人夫婦を選ぶ「『いい夫婦の日』パートナー・オブ・ザ・イヤー 2009」に放送作家の鈴木おさむさん(37)、森三中の大島美幸さん(29)夫妻が選ばれ9日、都内で行われた発表会に出席した。
 
 2002年10月、交際期間0日という「実験的」(鈴木さん)な結婚に踏み切った2人。鈴木さんは「婚姻届を出した日が初めて2人きりになった日。結婚前は72キロだった体重が90キロと大きくなったが、絆も愛も大きくなった」と笑わせた。大島さんは「またまだ勉強することばかり。赤ちゃんも欲しい」と子づくりに意欲を見せた。
 
 お互いの良いところについて、鈴木さんは「安心感がある。“昔のおふくろ”を思わせる。毛布みたいな感じ」。
 大島さんは「私はダメ嫁だが、何でも笑って許してくれる。だから年々ダメになっていく」と、絆の強さをアピールした。結婚2年目ごろから手書きの交換日記をつけているそうで、「これがすごくいい。オススメします」(大島さん)と夫婦円満の秘けつを語った。
 
 また、あわせて募集された「いい夫婦 川柳コンテスト」の入賞作品が発表され、大賞に梶政幸さんの『喧嘩した それでも風呂は 沸いている』が選ばれた。(「いい夫婦川柳」入選作は後ろに掲載します)。

[理想の有名人夫婦NO.1 ]
 いろんな「いい夫婦」のコンテストがあるもんだ。
明治安田生命が20代から50代の既婚者を対象に実施したアンケートによると4年連続で三浦友和さんと山口百恵さん夫妻が「理想の有名人夫婦」の1位だった。長男と次男が芸能界入りも影響したと見られる


[愛の三原則]
互いに感謝の言葉となると、なかなか口に出せないのが夫婦である。
さて、「愛の三原則」とは、「ありがとう」をすばやく言おう、「ごめんなさい」を恐れずに言おう、「愛してる」をためらわずに言おうを実践することだ。
 そんなことで、言葉に出して言いづらければ川柳に託してみるのもひとつの方法であろう。

「いい夫婦川柳」の一つの例
①我が妻に 「愛しているよ」 「ありがとう」
②バラの花 買うの忘れた 「ごめんなさい」
③大丈夫 賞味切れても 「感謝状」
④夫婦喧嘩 勝たない「勝てない」 勝ちたくない
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4回目を迎えた「いい夫婦 川柳コンテスト」。今年は昨年より約10,000句も多い、22,908句の作品が寄せられました。いまの不安定な時代を象徴しているかのように、今回は政権交代のほか、年金や温暖化など社会的な視点を取り入れた作品が多くみられました。そんな時代だからこそ、夫婦の年輪や生活の機微を感じさせる作品に“いい夫婦”とは何かということを再認識させられた思いです



(講評)全日本川柳協会 理事長 大野 風柳
 たくさんの作品、そして“いい夫婦”を見せていただきました。過去の作品とダブらぬように、更に今の社会や生活環境を背景にした作品を選ばせて貰いました。
「いい夫婦とは」こういうものだと説明してはいい川柳にはなりません。むしろ夫婦のありのままの姿や心を、正直に本音で書かれた方が読む人の共鳴、共感を呼ぶものだと思います。
 平凡な暮らしの中の小さな幸せの中に「いい夫婦」が生まれるのではないでしょうか。
審査をする私たちに大きな希望と、元気を与えてくださいましてありがとうございます

「いい夫婦大賞」


作品評・全日本川柳協会 理事長 大野 風柳
 川柳とは、人間の喜・怒・哀・楽を詠うものです。そして喜と楽よりもむしろ怒と哀の方に人間らしさが表現されます。大賞作品は、実に平易な表現で、日常茶飯のなかに見事夫婦の心理をとらえております。誰もがうなずく――― それが川柳です。おめでとうございます。

「企業賞/O-net賞」

「企業賞/アサヒスーパードライ賞」

「優秀賞5点」

▽佳作/10作品
   ポイントの   付かぬ妻でも   宝です
   結び目を    増やし続ける   夫婦愛
   国会も     揺るがす妻の   埋蔵金
   ありがとう   世界最強の    相棒です
   妻はもう    子と連立を    組んでいる
   妻強し     こびないブレない 離れない
   お互いの    周波の中の    放し飼い
   あなたから   いっぱいもらった 笑いシワ
   手のひらに   亭主を乗せて  「はい」と言い
   歳重ね     夫婦の井戸が  澄んでくる


次回も、趣向をかえて,同じパロディー川柳を続けます。

2 件のコメント:

  1. しげやん^-^おはようございます^^
    夫婦川柳・・・atitiなんだか涙が出てきます^-^
    いい川柳ですね!!川柳読んでいるとatitiまで川柳っていいものだなぁ~と思っています。atitiこう言うのは少し苦手だけれど興味はありますよ^^
                   atiti

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  2. RE:      atitiさん
    この夫婦川柳、結婚期間を見事に描いています。
    新婚時代から倦怠期、それにともに白髪のよる老年期まで
    その移り変わりが面白いです。
    川柳は世相を写して皮肉を込めて、そして面白く、悲しく
    人生の悲哀を描いて見事です。
    これを読む人は頭がよくて、世相に敏感で、ユーモアがない
    と作れないと思います。
    俳句ほど難しくないので、atitiさんにもできますよ!

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