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2010年3月10日水曜日

3月11日・「韓国人選手の強さの秘密」-日本女子プロ戦を通してー

「怒涛のような女子韓国人ゴルフ選手の数とその強さの秘密」を探る!
                                        (日本09賞金女王・横峯さくら)

 この度のバンクーバー冬季五輪大会での韓国、中国等アジア系の活躍は目覚ましいものがあったが、これがゴルフの世界でも同じことが、すでに起こっている。
というのも、米国、日本のゴルフトーナメントの優勝者および年間賞金獲得順位でも韓国人選手が大勢上位を占めており、米国においては、ゴルフトーナメントの人気が凋落してきており、世界的な不況とも相まって 、スポンサーの撤退等により、試合数の減少になって表れてきている。

 それにしても、凄い韓国人選手の進出と活躍振りか、まさに目を

見張るばかり、では、今日と明日でこの韓国人選手の強さの秘密
を探ってみよう!

 なぜ韓国のプロゴルファーは強いのか? 多過ぎる韓国人選手に悩む米国と日本のLPGA はどう考えるのか

 「韓国人選手があまりにも多い」。

 その間、米国LPGAツアーでささやかれていた声がテレビに出てきた。
LPGAチャンピオンシップを中継した米国のザ・ゴルフチャンネルは9日、キャロリン・ビベンズLPGAコミッショナーとのインタビューの途中、「韓国選手があまりにも多く、米国選手の活躍が少なくなり、米国内で視聴率が落ちている」と話した。 「LPGAレベルの対策はあるのか」という質問のように聞こえた。

 ビベンズ氏は「LPGAツアーの人気を高めるために努力している」と言葉を濁したが、あまりにも多い韓国人選手のためLPGAが悩んでいるというのは昨今のことではない。

 LPGA側が心配しているのは、米国選手が押し出され、韓国を含む非米国選手がリーダボードの上段を占めることで、LPGA人気が低下する点だ。 LPGAツアーが大会コースの距離を増やしているのも、ショットの距離が短い韓国選手の進入を防ぐというのが第一の理由だという。

 そして、世界的な不況が大会の開催に影を落とし、2007年には年間34試合が09年27試合に、10年はさらに24試合にまで減少する。米国の選手が日本のトーナメントに出場することも普通のことになってきたが、米国、日本とも韓国人選手の進出が年を追うごとに増えてきている。米国のツアーが人気がおちてきたのも、この自国以外の国の選手が増えてきたことにも原因があるといわれている。

パク・セリが98年のLPGAチャンピオンシップで優勝してから10年が過ぎた。
パク・セリ一人だったLPGAの韓国人選手は、今では全181人のうち45人を占めるほどに急増した。
いまやKLPGA(韓国女子プロ協会)も韓国人選手も自らを省みる時期になった。

韓国人選手の米国行きラッシュに問題点はないのか、KLPGAレベルで制度を見直す点はないのか。
わが国のゴルフトーナメントには地理的にも近く同じアジアということも手伝って、これまた韓国人選手が増えてきており、マナーや言葉遣い等問題が生じてきている。

 これに歯止めをかけようとプロテスト合格基準を厳格にするとかして臨んでいるが、それでも増加を防ぐ対策とはなっていない。米国の年間試合数が減れば日本の試合になだれ込んでくることが十分あり得る。
今年の開幕初戦の優勝者は日本の試合に初出場、初優勝した韓国人新鋭選手であった。

 国技といわれる大相撲にして、外国人相撲取りが増加していることとも同じ現象である。日本の試合で稼ぐ、というスタイルになり兼ねない。

 韓国の女子ツアーは年間 21試合あるが、賞金総額は約 8億円。アメリカや日本のツアーの 1/3 - 1/4 程度の規模で、実力のある選手は アメリカか日本でプレーをする結果となる。

 特に、米 LPGA ツアーでは アメリカ人選手が 勝てずに、韓国 (シン・ジエ) やメキシコ (ロレーナ・オチョア) などの外国人選手が活躍するような状況で その人気が低迷する状況だ。


 日本でも 韓国選手の活躍には眼を見張るものがあり、似た状況が見られるが、アメリカに比べれば状況はそこまで悪くない。そして、シーズン最終戦のリコー・カップで横峰さくらが選手が優勝し、諸見里 しのぶ選手を抜いて賞金王となった。その結果、2009年の日米の賞金王争いの結果を見ると以下の通りである。












(左から諸見里しのぶ・有村智恵・宮里藍)


順位      米国       獲得賞金額(ドル)
1位申 智愛 (シン・ジエ)     ※  $1,807,334
2位クリスティー・カー           $1,519,722
3位宮里 藍            日   $1,517,149
4位ロレーナ・オチョア    メキシコ $1,489,395
5位スーザン・ペターセン     豪  $1,369,717
6位崔 羅 蓮 (ナ・イェン・チョイ) ※  $1,341,078
7位曾 雅 尼 (ヤニ・ツェン)   ※   $1,293,755
8位金 寅 敬 (キム・インキョン) ※   $1,238,396
9位ポーラ・クリーマー          $1,151,864
10位アンジェラ・スタンフォード     $1,081,916
 ※韓国人選手

 2008年の JLPGAでは 日本の(冠)がつく 日本女子プロ と 日本女子オープンで韓国人の辛炫周と李知姫がそれぞれ優勝し、全トーナメントの内 10試合で韓国人選手が優勝した。2009年の日本女子オープンも韓国人選手の宋 ボベ が優勝した。また、今年も最終戦のリコーカップを残して 全美貞は すでに 4勝を挙げ、賞金ランクは 4位で、賞金ランクのベスト 10 に韓国人選手が 3人入っている状況だ。

強い韓国人選手が女子プロの実力アップに一役買っているのは間違いないことであろうが、外国人である韓国選手があまり活躍し過ぎるのは アメリカにおいても 日本においても その人気低迷を招きかねず、ちょっと複雑な心境でその行方を見守らざるを得ないのが現状のようだ。

  日本LPGA 賞金獲得額¥
1位 横峯 さくら             ¥175,016,384
2位 諸見里 しのぶ           ¥165,262,708
3位 有村 智恵             ¥140,804,810
4位 全 美 貞 (ジョン・ミジョン)※   ¥127,288,876
5位 三塚 優子              ¥89,792,588
6位 李 知 姫 (イ・チヒ)    ※    ¥79,697,366
7位 宋 (ソン) ボベ        ※   ¥72,924,900
8位 古閑 美保              ¥72,108,420
9位 馬場 ゆかり             ¥60,061,051
10位 N. キャンベル       豪   ¥50,670,197
※韓国人選手

 こうして見れば、米国のゴルフトーナメントでは、われらが夢を託す宮里藍ちゃんも、このうちの一人ということなんだろうか?いまのところ日本からは日本選手が洪水のように米国に押し寄せている程ではないが。

 米国のゴルフトーナメントBEST10のうちアジア系が5人(韓国4、日本1人)、メキシコ1人、豪州1人と外からの出稼ぎが7人を占めるに至った米国では、スポンサーが撤退も歯止めが掛らず、試合に対する国内の関心も低下し、試合数の減少となり現れているが、将来どのような展開になるのか興味深々である。

 一方、渡米している韓国人選手が帰国してプレーしようとしても、その都度韓国のプロテストを受けねばならず、これが帰国のハードルとなっていることもある。

 これを契機に、海外有名ツアーで一定の成績を収めた選手がUターンを希望する場合、国内大会でプレーするのを認めてはどうだろうか。
選手も無条件に外国行きを目指すのではなく、国内で基盤を築いてから海外に目を向ける知恵が必要だ。

 このようにゴルフの世界にも韓国人選手始め台湾人、中国人選手の進出が目覚ましいが、モノも度合いが過ぎれば、その国の選手が追いやられる結果となり、自国の選手の活躍はおろか、よその国の選手に活躍の場を提供することが続けば、次第に観客や視聴者の減少となり、スポンサーが減り、開催する側も他国の選手の出場に歯止めを賭けようとする。

 米国においては、まさにこの状態に置かれているのではなかろうか?わが日本も地理的な環境や賞金額の大きさで、アジア系の選手には魅力的であり、出稼ぎの選手に優勝を掻っ攫われるばかりが続けば、これまた米国と同じ歩みを辿ることになりそうである。

 次回は「なぜ韓国のプロゴルファーは強いのか、」その強さの秘密に迫ります!













(左から日本賞金7位宋・ポぺ、6位李知姫4位、全美貞)

             (下・米国賞金女王・)申ジェ






3 件のコメント:

  1. しげやん^^こんにちは~^^
    ゴルファーの賞金は凄い物がありますね!
    ゴルフは孤独なスポーツで自分との戦いです^^
    余程精神力も強くなければつぶされていきます!
    ゴルフの世界も韓国勢が頑張っています!
    今も昔も、台湾勢の名前をよく耳にしますね^^
    賞金の金額だけを見ると羨ましいと思いますが隠れた所でどれだけ努力されている事か!
    正しく実力ですね^^
                  atiti

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  2. RE: atitiさん
    プロゴルファーの世界もわれわれが外から眺めているほど
    楽な世界ではありません。トーナメント出場を目指す女子
    プロを例に挙げれば、シード権を手に入れるには、最低
    50位以内にランクされる成績を挙げなければなりません。
    これが最低ラインです。

    トーナメントプロは賞金が収入の全てだともいえます。
    トーナメント出場に要る交通費、宿泊費等全て自弁しなけれ
    ばなりません。
    身体も資本です。身体を壊せば元も子もありません。
    毎年毎年、50位以内に留まる保証はありません。
    本人の力次第です。こうかんがえると、決して恵まれた世界
    ではありません。お相撲の世界と似ています。幕の内に上が
    れるのは、数百人に一人と云われています。同じくらい力の
    あるグループから自らの精進努力で上の地位を勝ち取らなけ
    ればなりません。ゴルフの世界と同じ一握りの人しか生き残
    れないからです。どの世界を見ても外から見るのと内側とは
    大きな違いで、決して甘い世界ではないのです。

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  3. RE: atitiさん
    上のコメントに50位で年間賞金獲得金額がどれくらいかの
    金額に記載を落としていました。08年でいいますと、女子
    50位では1571万円と出ていました。これでは必要経費
    を差し引けば何ほども残らないことでしょう。
    現実は厳しいです。

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