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2010年1月2日土曜日

5日「寅」「寅年」「虎」にちなむ雑学の紹介!


和歌浦・東照宮の本殿欄間の猛虎の
彫刻
     




 長澤芦雪「猛虎図」和歌山県串本・無量寺

          和歌山電鉄・「たま駅長」執行役員就任状交付式
 たま駅長の年賀状(寅=ネコ科、ネコと虎は同類です)
  「寅」・「寅年」・「虎」にちなむ雑学の紹介
 ことしの干支は庚寅 この寅=虎(トラ・英語TIGER)であり、生物学上では動物界、脊索動物門、哺乳綱、 ネコ目(食肉目)、ネコ科、ヒョウ属に分類される食肉類であり、われわれの家で飼って いるネコはヤマ ネコが家畜化された動物だといわれています。

では「寅」から話をはじめ「寅年生まれの人」そして「虎」について四方山話をすることにしましよう。

○寅
(とら、いん)
は通常十二支の中で第3番目に数えられる。前は丑、次は卯である。
•寅年は、西暦年を12で割って6が余る年が寅の年となる。
•寅の月は旧暦1月
•寅の刻は午前4時を中心とする約2時間
•寅の方は東北東よりやや北寄り(北東微南)の方角である。
•五行は木気
•陰陽は陽である。

「寅」は「螾」(いん:「動く」の意味)で、春が来て草木が生ずる状態を表しているとされる。後に、
覚え易くするために動物の虎が割り当てられた。(寅=虎)

〇 寅年生まれの人         
性格

義侠心に溢れた親分肌の人。
決断力のある人であり、俊敏に動いて、物事を解決する能力がある。
積極的に物事に挑戦をし、困難や障害を乗り越えようとする人。
声高なタイプが多く、人の下に立って使われるのを好まない傾向にある。
独裁的な権力を持つ経営者が多い。
負けず嫌いが災いして人と衝突することが多く非常な恨みを受け思いがけない災難に遭遇する。
自分の能力を過信し、実力以上の計画を立てて失敗する。
傲慢なタイプの人もいるため、無意識のうちに恫喝するような態度に出る人もいる。
緻密な計画を立てることが苦手で、大胆な計画を立ててしまう。このため、損害を受けてしまう。
精神的に落ち込む時期があり、決断力を失ってしまうい、不安定な躁鬱的症状が出てくる。

「虎」
動物の「虎」はネコ科、ヒョウ属に属し、同類にはライオン・ジャガー・ヒョウ・ユキヒョウ・
チータなどがおり、家庭で飼育されている「ネコ」も小型のトラともいえる。

地元、和歌山では白浜にある「アドベンチュアー・ワールド」の「ワールド・サファリ」では
上に挙げたライオン、トラほかの動物を間近くで見られるほか、徳川御三家の一つ「紀州徳川藩」のお城は「伏虎城」、徳川家康公を祀る和歌浦東照宮の真正面の中央には「龍」、それをはさむようにして左右に「虎」が一体ずつ配置されている(左甚五郎作という)。
また、昔から「龍」と「虎」は絵の材料としてよく描かれており本州最南端の和歌山県串本町にある無量寺には有名な長沢蘆雪作の「龍虎図」が所蔵されている。

〇 虎を用いたことわざ・慣用句)

•「虎穴に入らずんば虎子を得ず(不入虎穴焉得虎子)」
•  大きな成果や利得を望むなら、大きな危険は避けてはいられないことの喩え。貴重な虎の子が欲し
  ければ怖ろしい虎の棲む穴に挑まなければ手に入れることは叶わない。
•「虎視眈々(こし-たんたん)」
•  虎が獲物を狙って身構え、鋭く見詰めている様子。転じて、静かに機会をうかがい、隙があれば
付け入ろうとしている様子を言う。
•「前門の虎、後門の狼」 一つの禍(わざわい)を逃れても、さらにまた他の禍に遭 うことの喩え。
•「虎に翼」 ただでさえ強い者が更に威力をつけること。「為虎添翼(いこ-てんよく)」も同じ。
•「虎になる」酔って怖いもの知らずになること。酔って乱暴になること、暴れること。
•「虎の威を借る狐」 実力者の威光を借りていばること。中国の古典「戦国策」より。
•「虎の尾を踏む」虎の尾を踏めば、ただでは済まない。非常な危険を冒すことの喩え。
•「虎の子」
• 虎は自分の子を非常に大事にすると伝えられる。そのことに因み、大事な物・貴重な物を喩えて言    う。
•「虎の鬣(たてがみ)をひねる」
•「虎は死して皮を留め 人は死して名を残す」
• 虎は死後に立派な毛皮を残す。人が残せるのは名誉と功績であるから、それらを重んじて生きなければ ならない。
•「虎は千里往って千里還る」
• 勢いが盛んな様子。虎は一日の間に千里(約4,000km)の道を行き、また戻ってくることができると考えられていたことに由来する。
•「虎を野に放つ」
• 危険なものを放置すること。また、禍根(かこん)を絶つのを怠り、のちに起こる大事の原因を作って  しまうことを言う。
•「虎を養って虎に噛まる」
•「張子の虎」
• 虎をかたどった首の動く張り子の玩具。転じて、首を振り動かす癖のある人、虚勢を張る人、見かけ倒 しの人などを軽蔑して言う言葉。
•「竜虎」「竜虎相打つ」
•「大虎になる」:普段小心の人間が、酒を飲むと人格が変わってしまうこと。

「和歌山電鉄 「たま駅長」(ネコの駅長さんで全国的人気ネコ)のお話

 「トラ」ではないがトラの同じ科であるネコでは全国的に有名な和歌山電鉄の終着駅「貴志駅」にはスーパー駅長「たま駅長」が鎮座していて、県内外のお客さんを出迎えしており、同電鉄では、「たま駅長」の功績を称えてこの度、執行役員(取締役就任には登記を要するため執行役員とした)に任命するほか、とどまるところを知らない「たま駅長」人気のなか、たま駅長が勤務する貴志駅を今春全面的にリニューアルして「TAMA STATION」として究極の「エコ・ネコロジカル」駅舎とし、ネコの顔をした「たま」の住む駅舎になります。

 わたし、たま知らない人はいニャいと思うけど、和歌山
電鉄貴志川線の貴志駅(和歌山県紀の川市)の駅長。写真集がベストセラーになるくらいの人気で、
駅長3年を前にした3日、ニャンと執行役員に出世したのよ。
 わたしの「人事」が議題になったのは昨年11月の取締役会。取締役になるには登記が必要だから
ダメ だけど、登記のいらない執行役員ならネコのわたしでもOKらしいの。で、集客力が評価されて
全会一致で 昇格が認められた。異例の抜擢(ばってき)だそうよ。
 この日は貴志駅で、約100人のファンのみなさんに見守られて、小嶋光信社長から辞令を受けたの。

あまりにうれしくて、「ニャー」と声が出たわ。報酬はキャットフードの追加だったけど、ダイエット中
だからお断り。で、この夏、改築駅舎内に新しくできる駅長室を「ボーナス」にもらう予定よ。
 偉くなっても駅長は続けるから、今年も会いに来てニャー。

今日はこれらの話題を提供にニャんと終わりは「たま駅長」が新年のご挨拶を申し上げます。

2 件のコメント:

  1. 明日3日がわたしの満75歳の誕生日にあたります。
    そこで、しばらく途絶えていた私、しげやんのブログを再発足することにしました。満75歳と誕生日の3日、七五三の子供の成長を祈るように、みなさまのご指導・ご支援によって、このブログが長寿を保てますよう、よろしくお願い申し上げます。

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  2. 三度目の正直、三回変わってようやく落ち着きました。
    2013年を迎えれば、満三年になります!
    皆さん方のご支援よろしくお願いします!

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